YCU 横浜市立大学
search

大腸がんに口腔内と同一菌株由来のフソバクテリウム・ヌクレアタムが侵入していることを確認

2023.10.17
  • プレスリリース
  • 研究

大腸がんに口腔内と同一菌株由来のフソバクテリウム・ヌクレアタムが侵入していることを確認

横浜市立大学 医学部 肝胆膵消化器病学の日暮琢磨講師、中島淳教授らの研究グループは、協同乳業株式会社(本社:東京・中央区/社長:宮﨑 幹生)の松本光晴主幹研究員、理化学研究所の服部正平客員主管研究員、須田亙チームリーダーらとの共同研究で、大腸がんの増悪化に関与しているFusobacterium nucleatum(フソバクテリウム ヌクレアタム,以下F. nucleatum)に関する菌株レベルでの研究を全ゲノム解析により大幅に進展させました。さらに、生きた菌を分離・培養しなくても、凍結保管していた大腸がん組織や唾液検体中に存在するF. nucleatumを菌株レベルで検出する新たな手法(ジェノタイピング法)を開発したことで、大腸がんの予防などの研究への貢献が期待されます。
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SUSTAINABLE DEVELOPMENT GOAL

  • 03.すべての人に健康と福祉を