山火事により発生するガス状有害物質の放出量は「燃焼温度」の影響が大きいことを発見
2023.09.12
- プレスリリース
- 研究
- 理学部
山火事により発生するガス状有害物質の放出量は「燃焼温度」の影響が大きいことを発見
横浜市立大学大学院生命ナノシステム科学研究科 関本奏子准教授、米海洋大気庁(NOAA)、米航空宇宙局(N A S A)の共同研究グループは、北米西部の山火事から発生する揮発性有機化合物(VOC)の種類と量は、燃える植物の種類よりも燃焼温度による影響が大きいことを見出しました。このことにより、衛星観測で得られる燃焼温度の情報を元に、山火事に由来するVOC発生量を推定する新たなフレームワークを提唱します。
本研究成果は、ACS(アメリカ化学会)発行の環境系雑誌「Environmental Science & Technology」に掲載されました(2023年8月23日公開)。
本研究成果は、ACS(アメリカ化学会)発行の環境系雑誌「Environmental Science & Technology」に掲載されました(2023年8月23日公開)。