IFAD ハートマン部長による特別講演が行われました
					
						2022.08.08
					
					
				
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IFAD ハートマン部長による特別講演が行われました
						IFAD(国際農業開発基金:International Fund for Agricultural Development)対外連携・資金調達部長のロン・ハートマン氏による講演が、7月22日に金沢八景キャンパスにて行われました。
					
				
			
						
					
						
					
						講演は、「国際機構論」(担当:国際教養学部 髙橋力也准教授)の授業の受講生を対象に、「世界の食料安全保障の現状とIFADの役割:The State of Food Security in the World and the Role of IFAD」という演題で行われました。講演は、その後のディスカッションと併せて、全て英語で行われました。国際機関の幹部の方から直接講義を受けられるという貴重な機会に、学生たちは目を輝かせながら耳を傾けていました。  
講演では、新型コロナウイルスのパンデミックやロシアによるウクライナ侵攻の影響により、全世界で飢餓人口が増加していることが強調されていました。そして、現状のままでは、2030年までに飢餓に苦しむ人をゼロにするというSDGs目標2の達成が非常に困難な状況にあり、これまで以上に国際的な協力が求められることになります。こうした状況に対応するため、IFADは開発途上国の小規模農家に投資を行い、気候危機に対する強靭性の強化を支援しながら、安定的で十分な食料を供給できるシステムの構築を目指していると述べられていました。
				
			講演では、新型コロナウイルスのパンデミックやロシアによるウクライナ侵攻の影響により、全世界で飢餓人口が増加していることが強調されていました。そして、現状のままでは、2030年までに飢餓に苦しむ人をゼロにするというSDGs目標2の達成が非常に困難な状況にあり、これまで以上に国際的な協力が求められることになります。こうした状況に対応するため、IFADは開発途上国の小規模農家に投資を行い、気候危機に対する強靭性の強化を支援しながら、安定的で十分な食料を供給できるシステムの構築を目指していると述べられていました。
						
					
						
					
						
					
						
					
						講演後、多くの学生が積極的に質問し、質疑応答は実に一時間近くに及びました。なかでも、「増加する飢餓、加速する気候変動に対して私達ができることは何か」という質問に対しては、「重要なことは、若者であるみなさんが、現在起こっている世界的な危機に対して声を上げ、行動を起こすこと。ぜひ地球規模課題に取り組んでいる国際機関の門を叩いてほしい」と、ハートマン氏から激励がありました。授業終了後も、壇上には、質問をする学生が列をなし、ハートマン氏は一人ひとりに対して、丁寧に応じていました。今回の講演は、本学の学生が世界に飛び立つ勇気を与えるような、大変有意義な時間となりました。 
講演終了後、鈴木伸治国際教養学部長よりハートマン氏に講演のお礼を伝え、本学とIFADとの今後の活動協力等について、意見交換を行いました。
				
			講演終了後、鈴木伸治国際教養学部長よりハートマン氏に講演のお礼を伝え、本学とIFADとの今後の活動協力等について、意見交換を行いました。
						
							
								鈴木伸治国際教養学部長とハートマン氏
							
						
					
						今回の記事は、国際教養学部4年 小野寺航大さん(現在IFAD日本事務所にてインターンシップ実習中)が作成しました。
					
				
			

