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本学の学生がフードロスの課題に取り組み、廃棄野菜を減らすための商品開発に協力しています

2022.04.22
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本学の学生がフードロスの課題に取り組み、廃棄野菜を減らすための商品開発に協力しています!

横浜市立大学の学生たちが、廃棄野菜を減らすことを通じてフードロスの課題に取り組むプロジェクトに参加し、『八百屋さんのべジブロス“飲む野菜ファースト”』*1の商品開発に協力しています。

以前からフードロスに関心をもっていた本学の学生が、国際商学部 吉永崇史教授*2(経営組織論)に今後の活動の方向性について相談し、様々な社会人との対話の機会を得ることができました。そこから野菜の仲卸業界で既にフードロス問題の改善に取り組んでいる株式会社つま正(横浜市神奈川区)とつながったことがきっかけで、産学連携プロジェクト「飲む野菜ファーストプロジェクト」*3が立ち上がることになりました。

このプロジェクトでは、つま正と横浜市立大学の学生が、同社で出る廃棄野菜を原材料とした商品開発を目指し、さまざまなアイデアの中から『飲む野菜ファースト』という野菜ジュースを開発しています。学生たちの発案により、この商品の販売促進や新商品の開発に必要な資金の調達に、クラウドファンディング「CAMPFIRE GoodMorning」*4を活用しています。このプロジェクトを通じて、商品開発そのものを持続可能な形にしていくことで、永続的な農業支援とフードロス削減とを繋げることを目的としています。

『飲む野菜ファースト』は、2022年6月から販売が開始される予定です。

今後も学生たちは、これまで本学で学んできたこと、実際に経験してきたことを活かし、企業にも環境にも社会全体にも利益になるフードロス削減に向けた取り組みを考え、ビジネスを通じて社会問題を解決する持続可能な活動を進めていきます。
学生が活動している様子
八百屋さんのべジブロス『飲む野菜ファースト』
*1 八百屋さんのべジブロス“飲む野菜ファースト”
8種の野菜を南足柄の名水「金太郎の力水」を使用してじっくりと煮込んだ、そのまま飲めるベジブロス(野菜のお出汁)。

*2 国際商学部吉永崇史ゼミ
専攻分野である「経営組織論」を実践的に学ぶというモットーのもとで活動しており、チームワークやプロジェクトマネジメント、リーダーシップを実践的に学ぶことのできる機会をゼミに所属する学生たちに提供しています。吉永ゼミでは、その機会のひとつとして「社会とのつながりプログラム」を設けています。学生主体の活動にご理解のある社会人や企業、非営利団体、地方自治体等の学外組織の協力により、学生たちは安心して活動し、社会貢献を肌で感じることができています。

*3 飲む野菜ファーストプロジェクト
野菜の真の美味しさを味わっていただくことで永続的なフードロス削減、農業支援を目指すプロジェクト。

*4 クラウドファンディング「CAMPFIRE GoodMorning」
2022年4月1日から開始した社会問題解決型プロジェクトとしてのクラウドファンディング。
https://camp-fire.jp/projects/view/554908

問い合わせ先

横浜市立大学 広報課
E-mail:koho@yokohama-cu.ac.jp


 

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