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海と産業革新コンベンション(うみコン2022)が開催されます

2022.01.17
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~テーマ:海洋分野におけるグリーン成長戦略への挑戦~

「海と産業革新コンベンション(うみコン*12022)」が、2022年1月20日(木)に、オンラインで開催されます。
うみコンは今回で5回目を迎え、シンポジウムや企業・団体ブースにおいて最新の研究成果や技術開発のほか、製品などの紹介を行います。

横浜市立大学からは、理学部大関泰裕教授が、「海洋生命産業における糖鎖*2・レクチン*3の利活用」と題した出展を行います。
海の生命資源の利活用として、糖鎖および、そのレセプターであるレクチンに着目した基盤技術の紹介、魚介類から見つかったレクチンの特長、養殖や環境評価など海洋産業への糖鎖・レクチンの利用可能性と課題を報告します。
大関教授は、2021年より(株)グライコテクニカ*4と地域の特長を活かした共同研究を始め、生物多様性の宝庫である海の無脊椎動物から、疾患に関連する糖鎖構造を選び出すレクチンの探索方法の研究開発に取り組んでいます。

開催概要

日時:2022年1月20日(木)10:00から
   ★2月20日(日)までアーカイブの公開(予定)

開催方法:オンライン開催

テーマ:大テーマ「海洋分野におけるグリーン成長戦略への挑戦」
    小テーマ「浮体式洋上風力発電、鉱物資源開発、水素・アンモニア、CCS、AUV等」

申込方法:事前登録制となります。下記URLよりお申し込みください。
     うみコンURL:https://www.umi-con.com/

主催:海洋都市横浜うみ協議会*5
   横浜市
   海と産業革新コンベンション実行委員会

協賛:東亜建設工業株式会社      
   株式会社大林組      
   一般社団法人日本水中ドローン協会

参考

*1 うみコン(海と産業革新コンベンション)
最新の技術や情報を共有・融合し、海洋産業の振興・活性化につなげるため、研究やビジネスに携わる人が、一堂に会する場を目指し産官学の連携組織「海洋都市横浜うみ協議会」を中心に開催するコンベンションです。

*2 糖鎖
各種の単糖がグリコシド結合(炭水化物(糖)分子と有機化合物とが脱水縮合して形成する共有結合)により、つながりあった鎖状の分子。
ABO血液型の本体として個人の識別や、ウイルスの感染において標的の目印に利用されるなど、多様な構造と働きを有します。生物種のちがい、病気や生活習慣、iPS細胞化などにより糖鎖構造は変化し、識別マーカーや創薬などにも利用されます。

*3 レクチン
生物やウイルスに広く存在し、多様な糖鎖構造を見分けて結合する糖鎖結合性タンパク質。糖鎖構造の解析や、リンパ球の活性化などに役立てられています。

*4 (株)グライコテクニカ(横浜市青葉区)
糖鎖研究の支援企業。糖鎖構造のプロファイルを、簡便で高感度に解析する「レクチンマイクロアレイ技術」を有しています。
(株)グライコテクニカ
(株)グライコテクニカ最高技術顧問/本学客員教授の発信する糖鎖・レクチン利用技術情報

*5 海洋都市横浜うみ協議会
海洋産業の振興と海を通じた人材育成、子どもたちの教育・市民への普及啓発を目的とする産官学が合同した任意団体(2021年現在 会員32団体)。
うみ協議会では、海洋産業のパートナーと出会える「横浜うみコン」(1月)、海の楽しさを児童・生徒が体験できる「横浜うみ博」(7月)を毎年開催するとともに、「海をいかした学習活動」を目的とする出張授業等を、横浜市・横須賀市の小中学校へ提供しています。
横浜市立大学は2015年の発足時から理事機関として加盟。

お問合わせ先

海と産業革新コンベンション実行委員会 事務局
TEL:045-663-9151

問い合わせ先

横浜市立大学 広報課
E-mail:koho@yokohama-cu.ac.jp


 

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