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【参加者募集】ハーバード大学教授による講演会:「医師、医学者、あるいは科学者としてキャリアを発展させるには」 

2021.12.20
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  • グローバル
  • 講座・セミナー

講演「医師、医学者、あるいは科学者としてキャリアを発展させるには」  

医学国際化セミナー オンラインプログラム開催支援制度採択案件

講演: 荻野 周史先生 (ハーバード公衆衛生大学院教授 )
ファシリテーター:日暮 琢磨先生(ハーバード大学医学部/マサチューセッツ総合病院留学中)

荻野周史先生は、現在ハーバード大学公衆衛生大学院で教授を務められ、従来の疫学と病理学を分子生物学と統合した分子病理疫学分野という今までにない新たな研究分野を生み出された、まさにパイオニアです。
新たな学際分野の確立し、その分野を開拓者として牽引する荻野先生より「医学生、医師、医学者・科学者としてどのようにキャリアを切り開いていくか」についてご自身のご経験を失敗も含めお話頂きます。
(※本イベントは日本語での開催です。)


概要

【開催日時】 2022年1月17日(月)21:00~22:00(日本時間)
【開催方法】 Zoomによるオンライン開催
【対  象】 YCU医学科生 / 本学関連医師
【申込方法】 以下「Forms」よりお申込みください。
【申込期限】 2022年1月13日(木)
※参加申し込みをいただいた方へ開催前日までにZoom URLをお知らせします。

講師からのメッセージ

この講演では、医学生・医師・医学者・科学者として、どうキャリアを切り拓いていくか考慮すべき点について論じます。一人一人の背景や経験が異なるように万人に通用するような法則はないでしょうが、できるだけ一般的な点を考えてみます。これからの時代の動きは早く、その中で長期的目標を定め、それに付随する短期的目標を、立てるのが良いと思われます。自分の一生を使って何ができるか考えてみましょう。周囲の意見や動向を参考にしつつも、それに流されるだけという状況を作らないように、自分で考えて行動する必要があるでしょう。リスクをとらず安全な道ばかりを選んでいると、それ自体がリスクかも知れません。私自身のキャリアを振り返って、分子病理疫学という学際分野を確立し、それをその分野を開拓者として牽引するという幸運に恵まれました。その平坦ではない過程における失敗も含めて議論します。分子病理疫学という分野が医学にどう役に立つかにも触れます。この講演が自分だけの、自分による、自分のためのキャリアを築くのに役立てば幸いです。 

講師:荻野周史先生ご略歴

沖縄米国海軍病院での研修医勤務を経て1995年渡米。 2001年よりハーバード大学医学大学院、ダナ・ファーバー癌研究所、ブリガム&ウィメンズ病院の病理学インストラクター、2004年より同助教授、2008年より同准教授、2015年より同教授及びハーバード大学公衆衛生学大学院疫学教授。2016年、ブリガム&ウィメンズ病院病理部分子病理疫学部門長就任。2017年よりマサチューセッツ工科大学とハーバード大学のブロード研究所のアソシエートメンバー。

ファシリテーター:日暮 琢磨 先生

本学肝胆膵消化器病学よりハーバード大学医学部マサチューセッツ総合病院へ留学中


医学教育推進課 医学国際化等担当

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