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【講演開催報告】「研究留学へのいざない ~Do or do not. There is no try.~」を開催しました。

2022.02.02
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オンラインプログラム開催支援制度採択案件

【開催報告】橘高瑞穂先生ご講演

「研究留学へのいざない ~Do or do not. There is no try.~」

日時:2021年12 月17日(金)20:30~21:45(日本時間)
申込者:50名(録画配信あり)   
本学では、今年度より学生の海外派遣が新型コロナウイルスの影響によりなかなか叶わない現状を受け、留学中の医師・教員のお力を借り、海外で活躍する医師・研究者によるオンラインセミナーをシリーズで企画、推進しています。

今回は本シリーズ第2弾として、初めて客員研究員として渡米して以来、9年以上にわたりアメリカでキャリアを築いてこられ、現在は同大学歯学部でAssistant Research Scientistとして活躍されている、インディアナ大学の橘高瑞穂先生にご講演いただきました。コロナ禍においても海外留学への関心は高く、医学科生および医師を中心に50名の方にお申込いただきました。

セミナー冒頭でインディアナ大学整形外科留学中の東平翔太先生より、歯学部に在籍される橘高先生との共同研究について概説いただいたのち、橘高先生、本学整形外科医局長の池裕之先生からアメリカでの留学生活や研究に関する講演をいただきました。橘高先生には留学に至るまでの経緯やアメリカでの研究事情、就職活動やキャリアアップなどをテーマに、ご自身が見てきたこと、考えてきたことなど幅広くお話いただきました。

セミナー後半では様々な留学への疑問に答えるパネルディスカッションを行い、橘高先生を中心に、留学の動機や金銭面の課題など、多岐にわたる質問にご回答いただきました。最も関心の高かった「留学で求められる英語力」については、翻訳ツールを利用した英語学習方法をご紹介いただいたほか、自ら会話やイベントを主導することにより英語力を磨いていく姿勢を持つようアドバイスいただきました。

橘高先生がアメリカで自らのキャリアを切り開いていくお話は、聞く人に留学にチャレンジしたいと思わせる力があり、セミナー実施後のアンケートでは、「研究留学という選択肢が身近なものだと感じられるようになり、ぜひ挑戦してみたいと思った」といった声があがりました。

橘高瑞穂先生ご略歴

インディアナ大学歯学部 (Assistant Research Scientist)
2008年に広島大学歯学部歯学科卒業後、同大学病院で歯科研修医、歯科診療医を務める。2013年に渡米し、ミズーリ大学カンザスシティ校歯学部で客員研究員、ポスドク研究員として活躍後、2018年よりインディアナ大学歯学部でポスドク研究員、2021年3月より現職。

ファシリテーター:東平 翔太先生

本学運動器病態学教室より
米国インディアナ大学医学部整形外科へ留学中

医学教育推進課 医学国際化等担当

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