木原生物学研究所の清水 健太郎 客員教授の特集がJSTニュース5月号「ゲノム情報が広げる穀物生物の可能性」に掲載されました!
2021.05.19
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- 研究
- 理学部
木原生物学研究所の清水 健太郎 客員教授の特集がJSTニュース5月号「ゲノム情報が広げる穀物生物の可能性」に掲載されました!
人口100億人時代にも豊かな食卓を
気候変動に強いコムギの開発を促進
横浜市立大学 木原生物学研究所 清水健太郎 客員教授(チューリッヒ大学 教授兼任)の特集が、JSTニュース5月号「ゲノム情報が広げる穀物生物の可能性」に掲載されました。
コムギは世界の穀物の中でも最も作付面積が広く、パンやうどんなどの食糧として世界人口の消費カロリーの約2割を占める重要な作物です。昨今の地球温暖化により生産量の減少が危惧されており、人口100億人時代に向けて、気候変動下でも安定して収穫できるコムギの開発が求められています。
2020年11月、世界10か国が参加する国際共同研究コンソーシアム「コムギ10+ゲノムプロジェクト」は、世界各地で栽培されているコムギ15品種のゲノム解読に成功、Nature誌に論文が掲載されました。この研究成果により、今後、ゲノム情報を活用したコムギの育種研究や品種改良が国内外で飛躍的に進むと期待されています。今回、清水教授は、このプロジェクトで日本の実用品種「小麦農林61号」の解読を担当した研究者として紹介されました。
コムギは世界の穀物の中でも最も作付面積が広く、パンやうどんなどの食糧として世界人口の消費カロリーの約2割を占める重要な作物です。昨今の地球温暖化により生産量の減少が危惧されており、人口100億人時代に向けて、気候変動下でも安定して収穫できるコムギの開発が求められています。
2020年11月、世界10か国が参加する国際共同研究コンソーシアム「コムギ10+ゲノムプロジェクト」は、世界各地で栽培されているコムギ15品種のゲノム解読に成功、Nature誌に論文が掲載されました。この研究成果により、今後、ゲノム情報を活用したコムギの育種研究や品種改良が国内外で飛躍的に進むと期待されています。今回、清水教授は、このプロジェクトで日本の実用品種「小麦農林61号」の解読を担当した研究者として紹介されました。