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YCU生が準グランプリを獲得。   大学SDGs ACTION! AWARDS

2020.03.31
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国際教養学部・吉田栄一教授のゼミ学生が、アフリカの女子教育向上と貧困削減のアイデアを発表

左:吉葉怜美さん  右:知念璃未さん
2月15日(土)に渋谷QWSスクランブルホール(東京都渋谷区)で行われた「大学SDGs ACTION! AWARDS」で、横浜市立大学国際教養学部・吉田栄一教授のゼミ学生のチームが準グランプリを受賞しました。
大学SDGs ACTION! AWARDSは、朝日新聞社主催で開催されるプレゼンテーション大会で、国連が掲げる「持続可能な開発目標(SDGs)」への貢献を後押しすることを目的としています。
学生や若手研究者より、これまでの研究や活動の実績をもとに、SDGsの17の目標の達成を目指すアイデアを募集し、2020年大会では119件の応募のうち最終選考に進んだ12チームが発表を行いました。

受賞者

吉葉 怜美さん (国際総合科学部 国際都市学系グローバル協力コース 3年)

知念 璃未さん (国際総合科学部 国際都市学系グローバル協力コース 2年)

休場 優希さん (国際総合科学部 国際都市学系グローバル協力コース 3年)

宮島 麗奈さん (国際総合科学部 国際都市学系グローバル協力コース 2年)

ザーマン・モハ・ノエルさん (国際総合科学部 国際都市学系グローバル協力コース 2年)

指導教員 : 吉田 栄一 教授
発表の様子

発表演題「古着を布ナプキンへ!~アフリカの月経貧困を解決する~」

アフリカ地域では、生理用品を買うお金がない、アクセスが悪いといった「月経貧困」によって、女子の教育機会が奪われるという深刻な問題が起きています。
そこで私たちは、繰り返し使えて、手に入れ易い材料で簡単に作れる「布ナプキン」に注目し、アフリカでの普及プロジェクトを考案しました。日本の協力企業から回収した古着を使い、作り方を現地NGOがコミュニティにレクチャーするという仕組みになっています。このプロジェクトは、資源の有効活用、ジェンダー平等、そして女子教育の質の向上に貢献します。

代表者 吉葉 怜美さんのコメント

これまで大学で学んできたことがプロジェクトという形となり、多くの方に評価していただけて、とても嬉しい気持ちです。また、今回の受賞は自信にも繋がり、アフリカ地域や女子教育について更に研究していきたいと思いました。
この活動はまだ駆け出し状態です。今後、賛同・協力していただける人や企業を募り、この活動を広め、継続していきたいです。

指導教員 吉田 栄一 教授からのコメント

ゼミ学生には「社会に出るのを待つ必要はない。在学中に社会事業でもソーシャルビジネスでもやってみよう!」と言っておりますが、ゼミから飛び出した形でこのように世の評価を受けることになり大変驚きました。
アフリカの貧困x女子の保健衛生x教育機会x資源再利用という独自の着眼点とアフリカで問題の状況を確認した行動力、そして参加メンバーそれぞれの貢献を極大化させることができた結果だと思います。
受賞おめでとうございます。このアイデアがどのように普及していくのか期待を込めて見守りたいと思います。
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