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学生が魅力ある「アウトレットパーク」を提案!~三井不動産商業マネジメント株式会社とワークショップを開催しました~

2020.02.25
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三井不動産商業マネジメント株式会社とワークショップを開催しました

ワークショップの様子 ワークショップの様子
「三井アウトレットパーク 横浜ベイサイド」(横浜市金沢区白帆)全面建替え後のグランドオープン(2020年4月)に向けて、「若者が来たいと思うアウトレットパーク」の提案を行うことを目的として、1月29日に三井アウトレットパーク横浜ベイサイド(運営:三井不動産商業マネジメント株式会社)と協働でワークショップを開催しました。
この取組は、金沢シーサイドタウンエリアの活性化等を目的としている「あしたタウンプロジェクト※」に参画する三井不動産株式会社と横浜市立大学の産学連携活動の一環として、並木ラボ(横浜市金沢区並木1丁目)で行われました。

それぞれの学生が考える「魅力ある、行きたくなるアウトレットパーク」を提案

ワークショップ当日は本学国際教養学部の中西正彦准教授(都市計画論)及び三輪律江准教授(参加・協働論)、国際商学部の吉永崇史准教授(経営組織論)のつのゼミから学生29名が参加し、三井不動産商業マネジメントの皆様とともに、「ファッションへのこだわり」「休日や学校帰りの外出」「アウトレットモールの利用」というテーマでそれぞれの考え方をぶつけ合いました。学生にとっては、建て替え後のアウトレットパークの概要や商業環境の変化に対する運営会社の戦略を学ぶ一方で、社会人のファシリテーション力の高さや、同じ世代の学生同士でも考え方の違いがあることに気づき、自分自身の考えを改めて振り返るきっかけになるなど貴重な経験をする機会となりました。ワークショップの最後に、それらのやりとりを踏まえた上で、改めて、それぞれの学生が考える「魅力ある、行きたくなるアウトレットパーク」になるよう、若者目線の空間設計や場所の付加価値(イベント企画等)などに関するアイディアを提案し、終了しました。



 三井不動産商業マネジメントの担当者からは、「インターネットなどで買い物をする若者が増えつつあり、アウトレットモールの学生の利用頻度が低い現状がある。ただ「ショッピングする場所」というだけでは、実際にこの場所に来ようと思っていただけないので、今回のワークショップで学生からいただいた意見なども参考にして、学生の皆さんが何度も行きたいと思うような、身近な施設を目指して頑張っていきたい」とお話しいただきました。
今後も本学は、地元企業と連携・協力した取組を行っていきます。

※ あしたタウンプロジェクト
本プロジェクトは横浜市立大学と横浜市住宅供給公社を事務局とし、地元企業や団体、行政、大学、地域住民らで構成される「横浜金沢シーサイドエリアマネジメント協議会」との協働で実施。このプロジェクト名には「このまちの豊かな毎日をあしたに繋いでいこう」という思いが込められており、「並木ラボ」を拠点として、まちの魅力発信やより住みたいまちにしていくための活動を展開している。
 

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