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第16回神奈川産学チャレンジプログラムで2チームが最優秀賞を受賞!

2019.12.25
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第16回神奈川産学チャレンジプログラムで2チームが最優秀賞を受賞!

令和元年12月17日、「第16回神奈川産学チャレンジプログラム」(主催:一般社団法人神奈川経済同友会)の表彰式がパシフィコ横浜にて行われ、YCUからは20チームがエントリーし、2チームが最優秀賞を、8チームが優秀賞を受賞しました。
今年度は、応募総数213チーム、総勢935人の参加学生が、神奈川経済同友会に加盟する32社から提示された課題に対して、企業の方と意見交換を行い、調査、分析、提案を研究レポートにまとめ上げました。

神奈川産学チャレンジプログラムは、神奈川県内の大学と一般社団法人神奈川経済同友会に加盟する企業とが協同して行う、産学連携による学生の人材育成を目的とした課題解決型研究コンペです。企業が日常の経営課題の中から実践的な研究テーマを挙げ、それに対して学生が解決策を提案するというもので、審査等はすべて企業が行います。

最優秀賞を受賞した2チームのリーダーからそれぞれ企業から提示された課題への提案内容、受賞のコメントをもらいましたのでご紹介します。

最優秀賞受賞の2チームを紹介

日本生命保険相互会社の社員の皆さんと

細木チーム

国際総合科学部経営科学系(中山ゼミ)
リーダー:細木 萌花さん

企業:日本生命保険相互会社
課題:
「女性をターゲットにしたブランディング向上策の検討」

<提案内容>
今回私たちは2つの提案を行いました。1つ目は「卒業旅行積立保険」で、加入者を大学生に限定した損害保険で、卒業までの期間、日常で起こる思いがけない怪我を補償する保険です。大きな特徴として、納入した保険料は卒業時に全額キャッシュバックされることが挙げられます。卒業旅行積立保険の目的は、あくまで学生に保険に関わる機会を与えることにより、日本生命を認知してもらい、未来の顧客を創造することにあります。ここでの利益はありませんが、学生から納付された保険料は資産運用に利用することが可能です。2つ目は保険サポートアプリの作成です。日本の家庭の約6割が保険会社を掛け持ちしているという現状から、日本生命1社で全てのリスクをサポートし、1世帯における保険料の負担を軽減することができるアプリを考えました。
<受賞コメント>
私たち中山ゼミでの最も大きな取り組みである神奈川産学チャレンジプログラムで、今回最優秀賞を頂けたこと大変嬉しく思います。2年生から参加しているこのプログラムですが、合同ゼミで先輩からいただいたアドバイスや、1年間ゼミ活動を通して学んだ知識を活かし、昨年よりも良い提案ができたと思います。今回の経験やプログラムで培った力を残りの大学生活やその後の社会人生活に存分に発揮していきたいと考えています。




株式会社京急ストアの社員の皆さんと

間渕チーム

国際総合科学部経営科学系(柴田ゼミ)
リーダー:間渕 景子さん

企業:株式会社京急ストア
課題:
「2020年横浜開港祭を盛り上げるもとまちユニオン元町店の販売スペースの提案 ~もとまちユニオン元町店から横浜の魅力を世界に!~」
<提案内容>
私たちは、もとまちユニオン元町店の資源と強みを最大限活かした3つの企画による「もっとMOTOMACHIプロジェクト」を提案しました。内容は「期間限定デザインバッグ」「ユニオンバッグコーデコンテスト」「おうちで開港祭」です。調査から顧客のニーズを探索し、新規ロイヤルカスタマー育成を目指すための短期施策と長期施策を提案するとともに、売場の具体的なビジュアルはもちろん、模型や小物を制作してプレゼンを行いました。
<受賞コメント>
定性調査や定量調査、数え切れないほどのFWを行い、909人分のデータを集めました。調査票による定量的な分析だけでなく、全店舗の視察や商店街でのボード調査など、足を使 った調査を数多く行ったことで、ただの思い付きではない、データに基づいた論理的な提案を行うことができました。さらに実際に外部の方とコラボして企画を進めていくという貴重な経験もしました。半年間の取り組みを通じて、圧倒的な成長を実感することができました。様々な面で支えて下さる先生や、心強い仲間がいる柴田ゼミは最高の環境でした。


入賞チーム紹介

最優秀賞受賞チーム

チーム名 メンバー 企業名 テーマ
細木チーム
経営科学系
(中山ゼミ)
細木萌花、永盛結香、野々山宅海、福山貴晋、保坂ちゆり、濁澤舜 日本生命保険相互会社 女性をターゲットにしたブランディング向上策の検討
間渕チーム
経営科学系
(柴田ゼミ)
間渕景子、丸山夏子、福井祐美 株式会社京急ストア 2020年横浜開港祭を盛り上げるもとまちユニオン元町店の販売スペースの提案 ~もとまちユニオン元町店から横浜の魅力を世界に!~

優秀賞受賞チーム

チーム名 メンバー 企業名 テーマ
明チーム
経営科学系
(山藤ゼミ)
明美里、川場柾直、湯浅はな乃、鈴木南菜、熊田結月 京浜急行電鉄株式会社 水資源を活かした京急沿線の地域活性化策
石浦チーム
経営科学系
(山藤ゼミ)
石浦明莉、市川光輝、青柳南海、鈴木さくら 川崎信用金庫 キャッシュレス社会の中で「川崎信用金庫」が存在感を発揮するためには?
石渡チーム
経営科学系
(山藤ゼミ)
石渡謙、佐藤由希恵、青柳綾、佐藤衣里子、服部由佳 株式会社崎陽軒 ミドル・ヤング層開拓戦略
糸嶺チーム
経営科学系
(柴田ゼミ)
糸嶺秀紀、齋藤雅史、松本美桜 株式会社横浜岡田屋 みなとみらい新港地区に開業する「ハンマーヘッド」にリピートするお客様を増やす為のプランを提案してください。
笹川チーム
国際都市学系
(齊藤ゼミ)
笹川家楽、星山雄飛、大関羅捺、小池栄介、荒井沙耶 株式会社ヨコソー 高齢化・人口減少が進む社会におけるマンションの有効活用
高橋チーム
経営科学系
(柴田ゼミ)
高橋来実、丹羽亜弥、平春つばさ 神奈川中央交通株式会社 MaaS時代の到来を見据えた当社バス・タクシーの利用促進策について
田口チーム
経営科学系
(柴田ゼミ)
田口星輝、丸山南、中谷沙恵、浜田優花 相鉄ホールディングス株式会社 宿泊特化型ホテル「相鉄フレッサイン」に求められる将来の客室像について
堤チーム
経営科学系
(中山ゼミ)
堤晋二、川島賜、永井励旺、庄田毬乃 湘南ステーションビル株式会社 地域に根ざす湘南ステーションビルがチャレンジする新しいビジネスの提案
※参加学生は、国際総合科学部の所属です。。


本イベントは、学生にとって実践的な学びを得る貴重な機会となっています。加えて、企業と関わって提案を行うこの取り組みは、社会との接触の機会でもあり、キャリア形成にもつながるものです。高い問題解決能力を身につけるとともに、学生が社会に貢献し、活躍することが今後期待されます。

入賞した参加ゼミ学生

国際都市学系 齊藤広子ゼミ
経営科学系 柴田典子ゼミ
経営科学系 中山健ゼミ
経営科学系 山藤竜太郎ゼミ
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