国際総合科学部4年生 渡邊 永望さんが、全国学生英語プレゼンテーションコンテストでインプレッシブ賞を受賞!
2020.01.10
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国際総合科学部4年生 渡邊 永望さんが、全国学生英語プレゼンテーションコンテストでインプレッシブ賞を受賞!
国際総合科学部 4年生 渡邊 永望さんが、11月30日(土)に行われた読売新聞社主催 第8回全国学生英語プレゼンテーションコンテスト(the 8th annual all Japan student English presentation contest)個人の部で、インプレッシブ賞を受賞しました。
全国学生英語プレゼンテーションコンテストは、グローバル社会での活躍を期待される学生たちの英語表現力、論理的思考力、プレゼンテーション能力の向上に取り組むことによる就業力の育成、ならびに学生間の親睦・交流を目的として開催される大会で、審査員には国際社会で活躍されている方々が選ばれています。
「個人の部」と「グループの部」の二部構成で、定められたテーマの中から一つを選択し、内容を構築。使用言語は質疑応答を含め英語で行われ、内容・構成・口頭発表力・説得力・質疑応答の5項目の合計得点で評価されます。
今年のプレゼンテーションテーマは3つ指定されており、2015年9月の国連サミットにて全会一致で採択された、持続可能な開発目標(SDGs) に関連したテーマも盛り込まれました。 そんなプレゼンテーションコンテストで、参加者800組の中から見事インプレッシブ賞を受賞した渡邊さんにプレゼンテーションの内容や受賞の感想などをお聞きしました!
全国学生英語プレゼンテーションコンテストは、グローバル社会での活躍を期待される学生たちの英語表現力、論理的思考力、プレゼンテーション能力の向上に取り組むことによる就業力の育成、ならびに学生間の親睦・交流を目的として開催される大会で、審査員には国際社会で活躍されている方々が選ばれています。
「個人の部」と「グループの部」の二部構成で、定められたテーマの中から一つを選択し、内容を構築。使用言語は質疑応答を含め英語で行われ、内容・構成・口頭発表力・説得力・質疑応答の5項目の合計得点で評価されます。
今年のプレゼンテーションテーマは3つ指定されており、2015年9月の国連サミットにて全会一致で採択された、持続可能な開発目標(SDGs) に関連したテーマも盛り込まれました。 そんなプレゼンテーションコンテストで、参加者800組の中から見事インプレッシブ賞を受賞した渡邊さんにプレゼンテーションの内容や受賞の感想などをお聞きしました!
渡邊 永望さん(国際総合科学部 国際教養学系 4年生)
指導教員
佐藤 響子 教授(国際総合科学部 国際教養学系/国際教養学部)
発表テーマ
「ジェンダー問題を考えるワークショップを提案!」
佐藤 響子 教授(国際総合科学部 国際教養学系/国際教養学部)
発表テーマ
「ジェンダー問題を考えるワークショップを提案!」
LGBTコミュニティーのワークショップをテーマに
今回、ジェンダー問題を取り扱うテーマの中で、LGBTコミュニティーに焦点を当ててプレゼンテーションを行いました。
私は、提案したワークショップを学校教育の一環に組み込み、全国の学生に平等に学ぶ機会を与えたいという思いがあったので、1年を通じたプログラムとしました。
ワークショップの中身は大きく2つのフェーズに分け、#1: LGBTに関して、メンタルヘルスに関して授業パネルディスカッションなど教室で行う授業、#2-1:アートを使ったワークショップ、#2-2: グループプレゼンテーション作成のワークショップ、としました。
私の提案の中で特徴的だと言えることは、一つ目として、メンタルヘルスに関する教育を行うという点です。文部科学省の調査によって、中高生の精神状態は決して強いとは言えない事が判明しています。また、実例として、アメリカのフロリダ州でもメンタルヘルスの授業が義務教育になった事もあり、他者を理解する人間の多様性という大きなトピックを理解する前に、自分自身としっかり向き合う機会が必要不可欠ではないかと考えたため、メンタルヘルスの教育を組み込みました。
二つ目としては、ワークショップの中でアートを取り入れたことと、LGBTコミュニティーの方々と共にプレゼンテーションを作るという点です。芸術というのはアートセラピーという言葉があるように、科学的にも精神の安定、PTSD、鬱、トラウマ、不安や恐怖といったものに大変効果のあるものと解明されています。そのためアートを取り入れることで、学生自身はもちろん、他者理解を助長してくれるものだと考え取り入れました。そしてさらにLGBTコミュニティーの方々と実際に共に何かを作り上げることで、LGBTコミュニティーに関して正しい理解をする事ができると考えました。
私は、提案したワークショップを学校教育の一環に組み込み、全国の学生に平等に学ぶ機会を与えたいという思いがあったので、1年を通じたプログラムとしました。
ワークショップの中身は大きく2つのフェーズに分け、#1: LGBTに関して、メンタルヘルスに関して授業パネルディスカッションなど教室で行う授業、#2-1:アートを使ったワークショップ、#2-2: グループプレゼンテーション作成のワークショップ、としました。
私の提案の中で特徴的だと言えることは、一つ目として、メンタルヘルスに関する教育を行うという点です。文部科学省の調査によって、中高生の精神状態は決して強いとは言えない事が判明しています。また、実例として、アメリカのフロリダ州でもメンタルヘルスの授業が義務教育になった事もあり、他者を理解する人間の多様性という大きなトピックを理解する前に、自分自身としっかり向き合う機会が必要不可欠ではないかと考えたため、メンタルヘルスの教育を組み込みました。
二つ目としては、ワークショップの中でアートを取り入れたことと、LGBTコミュニティーの方々と共にプレゼンテーションを作るという点です。芸術というのはアートセラピーという言葉があるように、科学的にも精神の安定、PTSD、鬱、トラウマ、不安や恐怖といったものに大変効果のあるものと解明されています。そのためアートを取り入れることで、学生自身はもちろん、他者理解を助長してくれるものだと考え取り入れました。そしてさらにLGBTコミュニティーの方々と実際に共に何かを作り上げることで、LGBTコミュニティーに関して正しい理解をする事ができると考えました。
インプレッシブ賞を受賞して
ずっと参加してみたいという思いがあった全国学生プレゼンテーションコンテストですが、今回やっと、自分自身が語りたい、社会に変化を与えたいという思いを持てるトピックがあったので参加を決めました。
自分の為にも、応援してくれている人、さらには大学の為にも結果をしっかり残したいという気持ちがとても強かったです。
それを実現する事ができて大変嬉しく思っています。
自分の為にも、応援してくれている人、さらには大学の為にも結果をしっかり残したいという気持ちがとても強かったです。
それを実現する事ができて大変嬉しく思っています。
予選ではグループ、個人、合わせて800組近くの応募があり、その中から、グループ、個人それぞれ5組のみが全国大会決勝に出場できるという狭き門でしたが、私の親や幼い時からお世話になっている恩師、「えいみなら絶対大丈夫」と言ってくれた沢山の友人の応援があったからこそ勝ち抜く事ができたと思っています。
大学にも何かしらの恩返しをしたいと思っていたので、この結果が恩返しの形になればいいなと願っています。
TED talkでも言われていますが、”Ideas worth spreading(広める価値のあるアイディア)”というのは誰しもが持っているものだと私は信じています。是非、横浜市立大学の皆さん、全国の大学生の皆さんには挑戦してほしいと強く思っています。
大学にも何かしらの恩返しをしたいと思っていたので、この結果が恩返しの形になればいいなと願っています。
TED talkでも言われていますが、”Ideas worth spreading(広める価値のあるアイディア)”というのは誰しもが持っているものだと私は信じています。是非、横浜市立大学の皆さん、全国の大学生の皆さんには挑戦してほしいと強く思っています。
指導教員の佐藤響子教授からのコメント
第8回全国学生英語プレゼンテーションコンテストでのインプレッシブ賞(個人の部)受賞、おめでとうございます。
ジェンダー問題を考えるワークショップを提案するという内容で受賞なさったこと、大変嬉しく思います。常に深く思考をめぐらせ、調査と分析を繰り返し、それを適切に表現する方法を吟味する姿勢が今回の受賞に結びついたのだろうと思っております。
渡邊さんには長期の留学経験がありません。本人のたゆまぬ努力があればここまでのレベルに達するのだとあらためて実感いたしました。
現在は、使用言語とそれが思考に及ぼす影響に関する卒業研究を進めており、英語で論文を執筆中です。
今後のますますのご活躍を期待しています。
ジェンダー問題を考えるワークショップを提案するという内容で受賞なさったこと、大変嬉しく思います。常に深く思考をめぐらせ、調査と分析を繰り返し、それを適切に表現する方法を吟味する姿勢が今回の受賞に結びついたのだろうと思っております。
渡邊さんには長期の留学経験がありません。本人のたゆまぬ努力があればここまでのレベルに達するのだとあらためて実感いたしました。
現在は、使用言語とそれが思考に及ぼす影響に関する卒業研究を進めており、英語で論文を執筆中です。
今後のますますのご活躍を期待しています。