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【開催報告】ドイツ語×日本語 オンライン国際交流プログラム

2022.02.07
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【開催報告】ドイツ語×日本語 オンライン国際交流プログラム

 2022年2月1日~4日に、横浜市立大学でドイツ語を学ぶ学生と、協定校であるウィーン大学で日本語を学ぶ学生をWeb会議システムを用いてつなぎ、「ドイツ語×日本語 オンライン国際交流プログラム」を行いました。新型コロナウイス感染症の影響により渡航が制限される中、海外で日本語を、日本でドイツ語を学んでいる学生同士が交流する機会を提供することにより、ドイツ語/日本語学習への意欲を高めることを目的に、横浜市立大学の学生11名と、ウィーン大学の学生9名が、日本語とドイツ語を使って交流しました。

参加学生は、事前に興味のあるトピック(例:食文化、ポップカルチャー、言語)を選び、それに基づいてグループを編成、グループごとに調査テーマを決定した上でWebで調査し、まとめて発表する、という活動を行いました。発表資料作成および発表は、横浜市立大学の学生はドイツ語で、ウィーン大学の学生は日本語で行うこととし、グループ内で日本語・ドイツ語を教え合いながら、活動を進めました。

調査テーマは以下の通りです。

  (1)ポップカルチャー:アイドルって一体なんだろう?
  (2)カルチャー:それぞれの文化のイメージと現実に違いはあるのか?
  (3)食事文化:オーストリアと日本のベジタリアン食事文化
  (4)学校生活:オーストリアと日本の学校行事の違いは何ですか?
  (5)言語:オノマトペ(日本語・ドイツ語の動物の鳴き声)
  (6)季節・年中行事:ファッシング(オーストリアのカーニバル)


 

 
また、2日目・3日目の冒頭に設けた「おしゃべりタイム」では、参加学生から提案されたテーマについて、ドイツ語・日本語を半分ずつ使って自由に話しました。提案されたテーマは、「ドイツ語学習/日本語学習を始めたきっかけやおもしろさ」という言語学習に関わるもの、「好きなもの」「趣味」「旅行」など1人ひとりの興味関心に関わるもの、「日本・オーストリアで流行っていること」という互いの国について話すもののほか、「もし超能力や魔法が使えたら何をしてみたいか」「もしアニメの世界に行けるならどの世界に生きたいか」というユニークなものもありました。 



最終日には、グループごとに調査した内容を日本語・ドイツ語で発表し、両言語での質疑も行いました。発表の際には、聴衆が反応を示せるアプリ「CommentScreen」を使い、オンラインでも温かい雰囲気で進められました。

参加した学生からは、「みなさんと交流できて楽しかった」「ドイツ語をもっと勉強しようと思った」などのコメントがあり、学習した言語を使って活発に交流できたことが伺えました。


【ドイツ語×日本語 オンライン国際交流プログラム】
日 時:2022年2月1日~4日 17:00~19:00 (日本時間)
場 所:オンライン (Zoom)
参加学生:横浜市立大学11名、ウィーン大学9名
企画・実施:鈴木綾乃特任准教授(横浜市立大学グローバル教育センター)
 
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