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【開催報告】スタディ・ツアー「震災からの都市復興 災害に強い都市環境整備を学ぶ」

2016.10.06
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【開催報告】スタディ・ツアー「震災からの都市復興 災害に強い都市環境整備を学ぶ」

横浜市立大学グローバル都市協力研究センターまちづくりユニットでは、科学技術振興機構(JST)の日本・アジア青少年サイエンス交流事業「さくらサイエンスプラン」の支援をうけ、クォパ工科大学(ネパール、バクタプル市)より都市デザイン・都市保全研究科の大学院生8名、研究員2名、教員1名を招聘し、「震災からの都市復興」をテーマとするスタディ・ツアーを実施しました(9月16日~24日)。
ネパールでは2015年4月の震災以来、災害に強いまちづくりが都市計画の重要課題となっており、その中では、防災性向上、生活環境改善、伝統文化の保全等も考慮した持続的な都市の実現も求められています。本活動では、講義と現場見学を通し、日本の都市計画やまちづくり、防災の取組みを紹介しました。今後は、包括的覚書(MOU)に基づき、共同プロジェクト、学生交流への展開を検討していきます。

【スケジュール】

9月16日 オリエンテーション、包括的覚書(MOU)調印式、講義、歓迎パーティー
9月17日 横浜の都市デザイン:講義とまちあるき
9月18日 防災を学ぶ:講義、横浜市民防災センター見学、木造住宅密集地区見学
9月19日~9月21日 東日本大震災からの復興:仙台、女川、南三陸町、気仙沼
9月22日 東京見学
9月23日 ネパールの学生、教員によるプレゼンテーション、フェアウェルパーティー
9月24日 鎌倉見学

横浜の戦後の復興や防災の講義をうけるとともに、関内地区をめぐり、市民防災センターの体験ツアーに参加しました。

東北では仮設住宅や復興公営住宅の現状や課題、災害の記憶の残し方、住民主体の地区復興について学びました。

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