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【開催報告】第10回アカデミックコンソーシアム国際シンポジウム・総会

【開催報告】第10回アカデミックコンソーシアム国際シンポジウム・総会

アカデミックコンソーシアム国際シンポジウム・総会

2019年8月27、28日に、第10回アカデミックコンソーシアム国際シンポジウム・総会、関連イベントがインドネシア・ハサヌディン大学で開催されました。「都市の多様な資源を活用した強靭な都市づくり」(Creating Resilient Cities with Diverse Urban Resources)をテーマとし、3つのユニットである「環境」「まちづくり」「公衆衛生」、それぞれの分野で持続可能な都市の在り方について、活発な議論がなされました。

次年度の第11回アカデミックコンソーシアム国際シンポジウム・総会はベトナム国家大学での開催が決定しており、今後もこの取組を教育研究活動に活かしていきます。
(右)井村学長補佐による基調講演、(左)市長公邸での歓迎会集合写真

学生活動

アカデミックコンソーシアムの学生交流活動では、「環境」「まちづくり」「公衆衛生」の各分野において市大生25名が参加し、SUDP(持続可能な都市づくり共通教育プログラム)、国際学生ワークショップ、IACSC大会での分科会での学生交流を通じ、ハサヌディン大学をはじめ、アカデミックコンソーシアム参加大学の学生と交流する等、アジアを中心とした海外大学との交流を行いました。
ハサヌディン大学看護学部訪問
「まちづくり」ユニットの学生は、『Creating Resilient Makassar with Diverse Urban Resources』をテーマに、IACSCの開催に先立ってハサヌディン大学で実施された学生ワークショップに参加、インドネシアやタイの学生と活発な議論を行い、交流を深めました。また、ワークショップの成果として、マカッサル市主催のIACSCのレセプションにて学生によるポスター発表が行われ、マカッサル市長、副市長に直接ワークショップの成果を発表する機会を得ました。

「公衆衛生」ユニットでは、看護学科の学生5名が参加し、アカデミックコンソーシアム国際シンポジウム・総会の分科会にて昨年のフィリピン海外学生フィールドワーク体験について口頭発表を行いました。
また、ハサヌディン大学の看護学部を訪問し、交流を深めました。
これらの交流がきっかけとなり、ハサヌディン大学看護学部とのMOU締結に結び付きました。

SUDP(持続可能な都市づくり共通教育プログラム)

毎年本学が主催しているSUDP(持続可能な都市づくり共通教育プログラム)は、今年は、ハサヌディン大学との共同開催で、本学からの学生の他、新潟県立大学、マレーシア科学大学、ベトナム国家大学、ハサヌディン大学の計22名が参加し、活動を通じて交流を深めました。2019年は、水資源や水害対策など、水と都市問題に焦点を当てたテーマで、フィールドトリップやグループワーク、ディスカッション等を行い、最終日には、グループ毎にプレゼンテーションを行い、今回のプログラムの学習成果を発表しました。