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令和3年度伊藤雅俊奨学生・成績優秀者特待生紹介(成績優秀者特待生(医学部医学科、医学部看護学科))

伊藤雅俊奨学生・成績優秀者特待生 紹介3

令和3年度の伊藤雅俊奨学生・成績優秀者特待生に選出された全59名を紹介します。
「今、興味を持っていること又は取り組んでいること」、「今後の抱負」について、奨学生・特待生の皆さんに語ってもらいました。
ご覧ください。

成績優秀者特待生-医学部 医学科

医学科 2年 望月 三緒

   この度はこのような素晴らしい賞をいただき、大変光栄に思います。熱心にご教授くださる先生方や私を日頃から支えてくださる方々に、この場をお借りして深く感謝申し上げます。
 2年次では基礎医学を学んでいます。膨大な知識が必要とされ、大変に思うこともありますが、一歩一歩医師に近づいている喜びを感じながら日々勉学に励んでいます。学ぶ度に人間の構造・機能の精密さに驚く毎日で、どの分野にも興味を持って向き合っています。
 深い知識と広い視野を持つだけではなく、患者さんやそのご家族に寄り添える医師を目指し、今後も精進して参ります。

医学科 2年 尾澤 華

   この度は特待生という栄誉ある賞をいただき、大変光栄に思うと同時に、身の引き締まる思いです。
   今年度は基礎医学を学んでいますが、新型コロナウイルスの感染拡大という状況の中でも、様々な工夫をしながら解剖実習などの対面授業を実施していただき、先生方のご配慮に改めて感謝申し上げます。実際に自分の目で人体の構造を見ることができた経験はとても貴重なものでした。
 また、実習や部活動を通して、同期のみならず、後輩や先輩方とも交流する機会も多くあり、刺激を受ける毎日です。
   日々学ぶべきことの膨大さに圧倒されていますが、医学を学んでいるという充足感を感じています。これからも自分を支えてくれる方たちに感謝しながら、患者さんに寄り添える医師を目指して、努力を重ねていこうと思います。

医学科 3年 小俣 沙織

   この度はこのような賞をいただき、大変光栄に思います。日々の大学生活を支えてくださっている先生方や両親、友人たちのおかげで授かったものだと感じております。この場を借りて深く御礼申し上げます。
   三年次では、座学を通して医学を学ぶ日々が続いておりますが、以前学んだ基礎医学が臨床医学の知識と深く結びついていて、日々医学の奥深さ、楽しさを感じております。
   今後も勉学はさることながら、勉学以外にも精力的に取り組み、患者さんに寄り添える、温かみのある医師となれるよう精進して参ります。

医学科 3年 長沢 有真

   この度はこのような賞をいただき、大変光栄に思います。3年生では臨床医学の講義が始まり、膨大な知識量に圧倒されるとともに、興味のある分野を学ぶことができる楽しさを日々実感しております。
 私は講義を受けていて特に免疫学や膠原病の分野に興味がわきました。例えばSLEやベーチェット病ではどのようなメカニズムで自己免疫が全身に影響を及ぼしているのかなど、未知のことが多い分野だからこそ大きな魅力を感じています。
 今後もこの恵まれた環境への感謝を忘れず日々の勉学に励むとともに、知識だけでなく患者さんの背景まで考えて一人ひとりに寄り添えるような医師を目指して精進して参ります。

医学科 4年 安達 健雄

   この度は成績優秀者特待生に選出していただき大変光栄です。入学以来数多くの講義を受講し医学を学んできましたが、その膨大な量と奥深さに圧倒されます。ですが、科目ごとの知識が繋がり科目の括りを越えて理解できたと思える瞬間が時々有り、勉学の励みとなっています。研究室配属では麻酔科学教室にてARDSの研究に取り組み、学会発表に向けてご指導いただきながら研究を続けています。
   今後は病棟実習が始まるので、座学で学んできた知識をより深めると共に、経験を通して得られる新たな学びを積み重ねていきたいと思っています。今まで支えてくださった方々への感謝を忘れずに、今後も精進して参ります。

医学科 4年 中山 裕太

   この度は、このような栄誉ある賞をいただき大変光栄に存じます。コロナ禍にありながら、このような賞をいただけたのは家族や友人、そして教職員の方々のおかげであると感じております。この場を借りて御礼申し上げます。
   4年次のリサーチクラークシップでは血液免疫感染症内科学教室にお世話になり、Behçet病に関する研究に関わらせていただきました。実際に患者さんの検体を取り扱わせていただき、自分の携わっている研究には患者さんの想いが詰まっているということを強く実感しました。
   今後も研究や学習を続け、臨床と研究の両面で患者さんや社会に貢献できるよう日々精進していきたいと思います。

医学科 5年 黒川 琴美

   この度はこのような栄誉ある賞をいただき光栄に思います。4年次のリサーチクラークシップでは血液・免疫・感染症内科学教室に配属になり、全身性エリテマトーデスの病態形成に関する研究に取り組みました。以前から免疫学に関心がありましたが、リサーチクラークシップでは研究と臨床の両方に携わっている先生方のお話を聞く中で、より臨床に近い研究にも興味を持つようになりました。
   今後もご指導くださる先生方、支えてくれる家族や友人、そして医学教育に協力してくださる患者さんへの感謝の気持ちを忘れずに日々精進していきたいと思っております。

医学科 5年 尾留川 詩織

   この度はこのような賞に選出していただき、大変光栄であるとともに、身の引き締まる思いがいたします。
 また、COVID-19の影響下で学習環境を整えて下さった関係者の皆様の支えがあって授かったものと、心より感謝申しあげます。
 4年次のリサーチクラークシップでは小児科学教室にて小児AMLにおける遺伝子異常と予後の関連に関する研究に取り組みました。かねてより興味のあった分野の最新の内容に触れ、大変有意義に学ぶことができました。臨床実習では知識だけでなく、多角的な視点から医療を考えることの重要性を実感しています。患者さん、医療スタッフの方々との対話を大切にし、患者さんの人生に寄り添える医師を目指して精進してまいります。

医学科 6年 阿部 竜太

   この度は特待生に選出いただき大変光栄に思います。
   つい最近入学したように感じますが気付けば6年が経とうとしています。それだけ横浜市立大学での学びが充実していた証左かと思います。医療状況の大きな変化の中で学習機会を最大限与えてくださった大学関係者の皆様に感謝申し上げます。
   実習の中で社会における医学の役割の大きさと、その目覚ましい進歩を日々実感してきました。一方、有効な治療法の無い疾患に苦しむ患者さんを目の当たりにする機会も数多くありました。そのような患者さんを前に、医師に何ができるのかという点は6年を通じての最大の課題であったと感じます。
   今後は基礎/臨床医学の両視点を備え、不治とされてきた疾患の克服に貢献できる医師となるべく努力していく所存です。

医学科 6年 大島 結女

   臨床実習を通して、幅広い医学知識はさることながら、患者さんやスタッフと一体となって医療を行うためのコミュニケーションの重要性を学びました。特に地域医療実習では、健康問題の日常的なサポートを通して、患者さんの生活や家族、ひいては地域全体を支える診療所の様子が印象的でした。プライマリ・ケアは超高齢社会において発展が欠かせない医療分野であると感じ、興味を持っています。
   入学から6年間、尊敬できる同期と先生方に囲まれ、日々刺激を受けながら勉学や実習に取り組むことができました。周りの人たちへの感謝を忘れず、ひとつひとつのチャンスを大切にしながら、来年より研修に励みたいと思います。

成績優秀者特待生-医学部 看護学科

看護学科 2年 松橋 亜美

   この度は、特待生にご選出いただいたこと、大変光栄に感じております。新型コロナウイルス流行下で不安の多い中、勉学に勤しむことができたのは周囲の方々の支えがあってのことです。この場を借りて感謝申し上げます。
 現在、2年前期より一年次とは打って変わって本格的に専門科目の講義が始まっており、様々な分野に触れることで看護の世界の幅広さを日々実感しております。また、基礎看護学実習では実際の患者さんを受け持たせていただき、疾患の背景要因や生活上への影響など個別性を意識した看護を考えることができました。
 1年次に引き続き遠隔での講義が中心であるため演習の機会を大切にし、今後も講義や様々な活動を通してどのように社会に貢献したいかを模索し続けて主体的に勉学に励んでいきたいと思います。

看護学科 2年 伊藤 珠里

   この度は特待生に選出していただき、大変光栄に思います。支えてくださっているすべての方々に、改めて感謝の意を表したいと思います。
 1年次では、患者さんと医療者の両方の視点で看護への理解を深めることができました。その学びを活かし、現在では、患者さん一人ひとりに寄り添うことを意識した看護を検討しております。
   私は、身体機能の低下で、それまでの暮らしに変化をきたした患者さんへの看護介入に興味を持っています。患者さんだけではなく、患者さんを取り巻く環境全体をよく観察して、対象者が抱える家庭内外の課題を見出すことが目標です。患者さんにとっての最善を検討できるよう、今後も勉学に励みたいと思っております。

看護学科 3年 藤田 光音

   この度は、特待生に選出していただき大変光栄です。支えてくださる方々に、心より感謝いたします。
   臨地実習が始まり、これまで学習してきたことが実際に起こる場で、仲間と共に学べる喜びを強く感じております。領域ごとの看護の特質を知ると同時に、患者様・ご家族の「生きる」に携わり支える役割を担うことの責任と素晴らしさに改めて気づかされる日々です。
 学生も医療チームの一員と捉えて目の前の患者様と真摯に向き合い、微力ながら、私のかかわりによってその方の持つ希望を支えたい、という思いを胸に取り組んでおります。
   今後も、恵まれた環境への有難みを忘れず、深い知識と技術、自己の感性を地道に養う姿勢を大切にしてまいります。

看護学科 3年 中本 咲鈴

   この度は、このような栄誉ある賞に選出していただき大変光栄に思います。支えてくださっている全ての方々に心から感謝いたします。
 3年後期からは領域別実習が始まりました。初めて患者様を受け持たせていただき、個別性をとらえて関わることの大切さを学んでおります。さらに、患者様やご家族のニーズをとらえ思いやりのある看護を行うことの大切さを実感し、学生として何ができるかを考えながら日々実習に取り組んでおります。
   新型コロナウイルス流行という大変な状況の中、学習環境を整えてくださっている患者さまや病院のスタッフの皆様、先生方、一緒に頑張る仲間に感謝の気持ちを忘れずに、より一層勉学に励んでいきたいと思っております。

看護学科 4年 田井 結菜

   この度は、成績優秀者に選出していただき大変光栄です。いつも応援してくれる家族を始め、恵まれた環境で勉学に励めていることに改めて感謝いたします。
 昨年度からオンライン授業が増加している今、改めて主体的に学ぶ姿勢の大切さを深く感じています。本年度は、精神看護学ゼミで「精神障がい者の地域生活を支える支援職が持つ支援観」について研究を行っています。看護職は医学の専門職としての役割を果たす一方で、疾病等の有無に関わらず、生活者として捉えて支援することが重要と考えるようになりました。
 今後は、看護職としてその人らしさを支えることができるよう、さらに視野を広く持ち、個人としても成長し続けたいと思います。

看護学科 4年 牧 美里

   栄誉ある賞に選出いただき大変光栄に存じます。支えてくださった多くの方々にこの場を借りて感謝申し上げます。
   私は、看護生命科学ゼミに所属しており、使い捨て手袋の装着による手指皮膚状態の変化に着目して実験研究に取り組んでおります。難しいと感じることもありますが、先生方や同期学生からの手厚いサポートもあり、楽しみながら取り組むことができています。
   また、4年間を振り返ると、臨床実習や海外フィールドワーク、クリニックでのアルバイトなど、非常に密度が濃かったように思います。卒業後については、まだ不安の方が大きいですが、大学生活で積み重ねてきたことを大切に、努力を続けていきたいと思います。