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【速報】第8回スポーツデータ解析コンペティションでデータサイエンス学部1年生、国際総合科学部4年生が優秀賞、最優秀賞を受賞しました!

当日の会場の様子

2018年12月22日、23日に行われた「第8回スポーツデータ解析コンペティション」の結果が先日発表され、参加全90チームの中から、ポスター発表部門の優秀賞にYCUデータサイエンス学部1年生の小出駿さん、星野友希さんと国際総合科学部理学系4年の植塁さんのチームが選ばれ、データサイエンス学部の1年生が受賞するという快挙を成し遂げました!

また、国際総合科学部理学系4年生植塁さん、秋山麗奈さん、松尾波生さんのチームはバスケットボールの解析部門で最優秀賞を受賞するなど、YCU生がスポーツデータ解析の分野で輝かしい成績を収めました。
このコンペティションは、日本統計学会スポーツ統計分科会が主催するスポーツデータ解析に関する研究成果を競うものです。
データサイエンス学部小出さんらのチームは、野球の「球場特性を考慮した得点期待値の精密化」をテーマに研究、ポスター発表しました。この研究では、野球におけるシチュエーション毎の得点への繋がりの強さを表す得点期待値をブートストラップ法を適用することで、より精密な期待度を数値化することに成功しています。また、各球場ごとの特性も考慮することで将来的には球場ごとの戦術の違いなども明確に出来るのではないかと期待しています。
国際総合科学部植さんらのチームは、バスケットボールの「ディフェンスから見た効率的な戦術決定法」をテーマに研究、口頭発表しました。戦況がすぐに変化するバスケットボールでは戦術決定が重要であるが、変化する状況下でヘッドコーチは戦術を即座に判断する必要があるため、非常に難しい。本研究ではその戦術決定の支援を目的とし、勝利に近づくシステム構築に成功しました。

ポスター発表をする小出さん(左側の写真) 同じく星野さん(右側の写真)
指導にあたったデータサイエンス学部小泉和之准教授のコメント

もともと野球とバスケットが好きだった彼らが今回のコンペティションに参加したいということでエントリーしました。野球の方では、正直データサイエンス学部の学生とはいえ、まだ1年生なので今回は経験するだけでも十分だろうという気持ちでした。必修科目なども多く、研究に割ける時間もあまりない中、放課後などの時間を使って一生懸命やっていました。また、国際総合科学部4年生はそれぞれが卒論を抱えているにも関わらず、この研究にも尽力し、さすが4年生というような成果が出たと思います。これらの努力の結果がこのような受賞となり、とてもうれしく思います。おめでとうございます。

口頭発表をする植さん

<YCU生の成績>
■最優秀賞 分析部門(バスケットボール)
テーマ:「ディフェンスから見た効率的な戦術決定法 ~後半に逆転するためには~
受賞者:秋山あきやま 麗奈れいな うえるい 松尾まつお 波生なる (国際総合科学部理学系4年)、小泉こいずみ 和之かずゆき (データサイエンス学部准教授)

■優秀賞 ポスター発表 (野球)
テーマ:「球場特性を考慮した得点期待値の精密化」
受賞者:小出こいで 駿しゅん 星野ほしの 友希ともき (データサイエンス学部1年)、植塁(国際総合科学部理学系4年)、小泉和之(データサイエンス学部准教授)

(2018/12/24)

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