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オープンキャンパスに参加できなかったあなたに!

2019年8月6・7日、YCU金沢八景キャンパスにて夏のオープンキャンパスを開催。入試説明や就職ガイダンスといった進路に役立つ情報提供の他、キャンパスツアーや模擬授業、研究室見学など実際のキャンパスライフを体験できるイベントが多数行われ、猛暑の中たくさんの方々にご来場いただきました。今回は特に人気の高い、キャンパスツアー、共通教養・PE説明会、模擬授業(データサイエンス学部)の様子をレポートします!

★キャンパスツアー

まず紹介するのは、キャンパスツアー。45分間のこのツアーでは、学生スタッフがガイド役となりキャンパス内各所を案内します。今回ガイドを務めてくれたのは3年生の菊地香里さん。施設や設備の紹介だけでなく、在学生ならではの豆知識やリアルなキャンパスライフの情報を交えながら案内してくれました。

◆ ガイド学生プロフィール

菊地きくち 香里 かおり さん

国際総合科学部 国際都市学系 地域政策コース 3年
(※学生の所属名称は、2018年度以前入学のものです)
「フランスのリヨンで1年間の交換留学に挑戦。ちょうど7月までだったので、無事にオープンキャンパスに間に合いました!(笑)」

「いちょうの館」からツアーは始まり、本校舎の教室や、YCUの英語教育の中心となる「Practical English Center」、e-Learningシステムを完備した「LLテープライブラリー」、学修教材やパソコンを備えた「総合研究教育棟」、書籍を豊富に所蔵する図書館も備わる「学術情報センター」、食堂とキャンパス内最大のホールを有する「シーガルホール」などを内覧。YCUの学修設備や環境に参加者たちは興味津々の様子。

いちょうの館

YCU創立75周年記念事業として2004年に建設された市大交流プラザ『いちょうの館』。「ユニバーサルデザインのトイレは、グッドデザイン賞を受賞しているほどお洒落で、メイク直し時の利用にもおすすめです」

本校舎(教室)

全学年が利用する本校舎の教室で、プロジェクター完備。「パワーポイントを用いた授業は少し進みが速いため、ノートを取るのが間に合わない時は、スマホで撮影して後でまとめるという学生もいます」

PEセンター

ネイティブの先生と気軽に英会話を楽しめる『コミュニケーションアワー』が設けられ、お昼時には先生や学生たちでランチをすることも。空き時間を利用して、楽しみながら実践的な英語が学べる。

LLテープライブラリー

英語教材をはじめとして各言語の教材が取り揃えられている。視聴覚機器が備えられ、芸術関連教材も多数。邦画を英語字幕で鑑賞することで言い回しの比較などができ、高い外国語教材費を節約することができる。

総合研究教育棟

パソコン50台、プリンター1台が設置された実習室が2部屋ある。「PC購入に悩んでいる受験生も、入学後にここでPCが利用可能なため心配無用です。ただし、印刷のプリント用紙は各自持参が必要で、年間の印刷枚数にも制限があるので注意が必要ですよ」

学術情報センター

授業に使う資料探しの手間が省ける講義関連図書コーナーが設置されているほか、過去の新聞なども閲覧可能。「休憩スペースもあるので、勉強の合間にコーヒーを飲むなど気分転換に使う学生も。図書は1カ月貸出可能ですが、試験やレポート提出期間中は争奪戦になるため、学生同士でシェアするなど工夫しています」

シーガルホール

1階に食堂、3階にキャンパス最大のホールがある。「私のおすすめ食堂メニューは『揚げ出し豆腐』です。大学の近くにはイオンもあるので、食堂混雑時には外で食事をとる学生もいますよ」

そして理学系研究棟や文科系研究棟を通過し、時計台でツアーは終了。周りに自然も多く、コンパクトで和やかなYCUの雰囲気も感じ取り、参加者たちはまだ見ぬ憧れのYCUキャンパスライフをリアルに体験することができたようでした。

理学系研究棟

2014年新設の理学系研究棟はまだ新しく綺麗なので、隣の文科系研究棟にゼミ室があるという菊地さんはいつも羨望のまなざしで見ているという。

時計台

この時計台の隙間を受験生が通り抜けるとYCUに合格、在学生が通過すると留年するというジンクスがあるとか?

◆ 参加者コメント(宮城県・高3):
コンパクトな大学ということもあってこのキャンパスツアーで大体のことが把握でき、気軽に質問もできたので良かった。

★共通教養 & Practical English 説明会

続いては、共通教養 & Practical English 説明会。前半の20分間は、小野寺淳先生(共通教養長)から共通教養科目についての概要説明がありました。知的関心の幅を広げ、専門課程に入る前に自身の専門性を見定める助けとなる「共通教養科目」の重要性について知ることができました。

そして後半の20分間は、「ヨコハマから世界へ羽ばたく」人材育成を掲げるYCUの特徴である「Practical English(PE)」について、McGary Carl David 先生(Practical English センター長)から英語での概要説明。PEは週3回で英語のリスニング・文法・リーディングの3セクションのスキルを身に付けるための実践的英語の授業で、全学部の進級要件として必須となる科目です。授業は全て英語で行われ、単位認定には出席率80%以上と一定のスコア取得が求められます。4月入学時に行われるクラス分けのテストでTOEFL-ITP 500 点以上を獲得すれば(もしくは、入学前に同等以上のスコアとみなされる資格の取得:TOEFL-iBT 61 点、実用英語技能検定 準 1 級、TOEIC 600 点 、IELTS 5.0以上 かつ各パート 4.5 以上)、履修は免除となります。

1年生は英語のほかに履修しなければいけない科目が多く、英語学習の時間が少なくなるため、期末試験をクリアできない学生も多いようで、McGary先生からは「今から、4月の入学時のクラス分けテストでTOEFL-ITP 500点を取得できるよう勉強しよう!」というアドバイスもありました。また、「PEはスタートであり、ゴールではない」という点も強調。卒業(修了)後、国際社会で働くためには英語の実践的スキルは必要不可欠。PE単位取得者向けに、さらに能力を伸ばすためのアドバンスドコース(APE:Advanced Practical English)も用意され、APE履修者はPEセンターのインストラクターが引率する「フィールドトリップ(海外研修)」に参加することができるとのこと。

McGary先生の明快で表情豊かなプレゼンに惹きつけられ、YCUの英語教育の取り組みについて真剣に聞き入る聴講者の姿が印象的なPE説明会でした。


◆ 参加者コメント(埼玉県・高3):
PE説明会は全編英語での説明で最初は驚いたが、ゆっくり丁寧に話してくれて、YCUの英語学修に対する熱意や充実度が伝わってきた。

★模擬授業:8/6(火)14:25 ~ 14:55(DS学部・小泉准教授)

最後は模擬授業をレポート。夏のオープンキャンパスでは各学部さまざまな模擬授業が開講されましたが、今回はデータサイエンス学部の小泉和之先生の模擬授業に参加。次世代を担うデータサイエンティストを育成する学部として注目されていることもあり、会場は聴講者でほぼ満席状態に。

この模擬授業では、日本プロ野球のMVP選出法を例にデータサイエンスの活用方法を解説。野球におけるデータを基に行う統計学的分析手法「セイバーメトリクス」の歴史からデータの見方、分析結果に至るまでひと通りの説明がなされました。データサイエンスという学問がどのように実社会に使われているか、今回は野球という分野を通して分かりやすく伝わる興味深い内容に、みなさん集中して聞き入っている姿が見られました。
世の中の流行など生活の身近にあるあらゆる物事を、データ分析によって解明する醍醐味にワクワク感を得られるデータサイエンス。小泉先生の勢いのある語りとイキイキとした表情からも、この学問の奥深さや面白味が伝わってきました。

◆ 参加者コメント(兵庫県・高3):
将来性を感じるデータサイエンスの模擬授業に参加。具体的な活用例をイメージできたので、もし入学できたら授業をたくさん受けてもっと勉強を進めたいと感じた。


この模擬授業には、今年の(第69回)浜大祭・ミスターコンテストに立候補中の2年生、遠江颯太さんに在学生レポーターとして参加してもらいました。

◆レポーター学生プロフィール

遠江とおのえ 颯太 そうた さん

国際総合科学部 国際教養学系 人間科学コース 2年
(※学生の所属名称は、2018年度以前入学のものです)
部活:硬式野球部所属(ピッチャー)
趣味:料理(最近はよくイタリアンをつくる)
出身校:佐賀県立佐賀西高等学校

模擬授業を受けた感想は?

所属学部ではないためDSの授業は初めてで、僕自身が野球部に所属していることもあり、模擬授業は大変興味深く聞くことができました。単打や二塁打、四球など打席ごとの貢献ポイントが細かくデータに基づいて算出され、MVP選出に利用されていることが分かり、「データサイエンスの活用例」を身近に実感することできました。
大学にはいろいろなタイプの先生がいて授業のスタイルもさまざまですが、小泉先生の模擬授業は常に笑顔でフレッシュな印象があり、もう一度小泉先生の授業を受けてみたいと思いました。

受験生へメッセージをお願いします!

僕が所属する国際教養学部は学部として伝統もありますし、指導陣も充実していると感じます。また、国際教養学系では心理学、倫理学から英語学まで幅広く学べますし、まちづくりを学ぶ国際都市学系では“横浜学”という地元に特化した授業があり、座学だけではなくフィールドワークも充実している点が魅力です。そして、“データサイエンス”という学問を扱う大学はまだあまりなく、これからますます発展していく分野だと思いますので、情報系に興味がある人にもぜひ入学してほしいですね。

夏のオープンキャンパスは、YCUの学修環境や雰囲気をリアルに体感できるだけではなく、キャンパスライフ全般から入試・進学に至るまで、入学前の不安を直接相談できる場も充実しています。受験を控える高校生にとっては、息抜きと同時にモチベ—ションアップにもつながる良い機会にもなるはずです! YCUでは夏以降もさまざまな説明会やイベントが実施されますので、ぜひご参加ください。


「ヨコ知リ!」アンケート(締め切りました)

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(2019/9/5)

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