

英語を積極的に話す姿勢が身に付いた
留学プログラム参加のきっかけと、体験内容を教えてください
大学では絶対に留学がしたくて、YCUの志望理由も、留学プログラムが充実していたことが大きな決め手でした。特に第2クォータープログラムは理学部の必修科目がある時期と重ならず、両立することができるので、魅力に感じました。カナダを選んだのは、カナダに留学経験のあった母親から魅力的な国だと聞いていたからです。留学にあたっては、大学からの補助金と後援会からの助成金を支給いただきました。円安で不安もあったので、ありがたかったです。
現地の暮らしはホームステイで、ビクトリア大学で3週間、留学生向けの英語の授業を受講しました。
留学先の講義や活動で、興味深かったことは何ですか?

授業の雰囲気は「とにかく話してみよう」という前向きなもので、英語を話すことに対する抵抗感が少なくなる環境でした。先生も、こちらの表現が伝わりづらくても、なんとか意図を汲み取ろうとしてくださり、積極的に話すことを促してくれました。
特に印象に残っていることは、3人グループでのプレゼンテーションの授業です。カナダと日本を異なるテーマで比較し、それをパワーポイントで資料にまとめ、10分間の発表を行いました。準備の時間が1日しかなく大変でしたが、その分、無事に発表を終えたときの達成感は大きかったです。英語でのプレゼンは初めてだったので緊張しましたが、先生やクラスの温かい雰囲気に支えられて、安心して発表することができました。
学校以外で、思い出に残っていることは何ですか?
授業は午前中だけだったので、午後は現地の学生が主催するアクティビティに参加してビクトリア州議事堂や博物館などの観光地を訪れたり、大学近くの山に登ったりして過ごせたのが楽しかったです。
また、ホームステイでの生活が特に印象に残っています。ホストファミリーとは散歩やドライブに出かけることもあり、初めての海外生活で不安だった自分に、いつも優しく接してくれました。ルームメイトの日本人と一緒にちらし寿司を作ったときは、とても喜んでくれたのが嬉しかったです。安心してカナダでの生活を送ることができたのは、ホストファミリーのおかげだと感じています。

-同じプログラムに参加したYCUの学生とダウンタウンにライトアップを見に行った際に、現地の方が声をかけてくれて撮ってもらった写真

-同じプログラムで仲良くなった友達と土日でバンクーバー旅行に行き、スタンレーパークでサイクリングをしたときの写真
留学後の変化について教えてください!
留学前は英語に自信がなくて、話すことに抵抗を感じていましたが、実際にカナダで生活してみて、「完璧な語学力」よりも「話そうとする姿勢」が大切だと実感しました。帰国後は積極的に英語を使ってみようという意識が高まりました。
また、初めて日本以外の文化に触れたことで、他国の文化への興味も深まりました。例えば、カナダでは日本と同じように、カジュアルに「Sorry」と謝る傾向があることをホストマザーから聞き、実際に街でその様子を目にして面白いと感じました。同じ英語圏でも、アメリカではこのような文化があまり見られないと知り、もっといろいろな国に行って文化の違いを感じてみたいと思うようになりました。
留学で学んだことを、これからどのように役立てていきますか?
留学中は、ホストファミリーや、現地の先生、学生アシスタントの支えがとても心強く、安心して過ごせました。その経験から、今度は自分が日本に来る留学生をサポートしたいと考えています。そのためにも、YCU内にある、英語インストラクターと自由な会話ができる「PEセンター」に通うなど、英語を話す機会を増やしながら英語力を高めて、留学生の何かしらの支援活動に積極的に関わっていきたいです。
将来は、製薬や生命医科学の分野に携わる仕事を目指しているので、今後も研究を深めていきたいです。そのためにも、専門分野での国際的なコミュニケーションにも対応できるよう、英語力が必要になると考えています。
受験生へのメッセージをお願いします!
YCUは、学生の「やりたい」を全力でサポートしてくれる環境が整っています。多様な留学プログラムが用意されていることで、授業数の多い理学部でも、支障なく留学に参加することができました。留学以外では、YCUは教員と学生の距離が近いことも大きな魅力であると感じています。YCUで共に学べることを楽しみにしています。応援しています!

■おおよその学費
プログラム費:30万
■おおよその金額
渡航費:35万
<生活費/3週間>
ホームステイ費:5万
その他娯楽費:8万円