YCU 受験生ポータルサイト 横浜市立大学

YCU 受験生ポータルサイト

理学部 学生の声

自然科学全般の基礎を学んでから専門分野を選ぶカリキュラムが特徴的なYCUの理学部。今回は、2021年4月に入学し、理学部で学ぶ2名の1年生を紹介します。ひとりは、ウイルスの研究者を目指している盛田彩水さん。もうひとりは、がんや感染症の研究者を目指している上床真菜さん。そんなおふたりに、現在、学んでいることや、YCUの理学部の魅力についてインタビューしました!


自分からアプローチをすれば、いくらでも応えてくれる環境

YCUのどんなところに魅力を感じて入学を決めたのでしょうか? 
また、入学後にはどんな印象を受けましたか?

幼い頃から、感染症の研究者になりたいと考えていたため、1年次という早い時期から研究に携われる「理数マスター育成プログラム」と、充実した英語教育に惹かれてYCUの理学部に進学しました。コロナ禍の入学だったため、オンライン授業がメインでしたが、先生と学生の距離の近さには驚きました。授業でどうしても理解できないところがあり、先生に質問しに行ったところ、4年生の先輩を紹介してくださり、疑問が解決するまで丁寧に対応してくださったんです。「理数マスター育成プログラム」でも、私が学びたい分野に取り組んでいる研究室が医学部にあったため、事務局の方に相談したのですが、通常であれば理学部内で配属先を探すところ、学部を越境して医学部の研究室に所属する手はずを整えてくださりました。自分からアプローチをすれば、いくらでも応えてくれる環境を、とてもありがたく思っています。前期に履修したAPEという選択英語の授業では、受講生みんなが意欲的に学ぶ環境で、自然と「自分も頑張らなくては!」という気持ちになりました。


現在、学んでいることについて教えてください!

まだ1年次であるため自然科学全般を学んでいる最中です。高校生の時は全く興味を持てなかった物理学も、少し学んだことで科学者を目指すうえでの視野がとても広くなったと思います。後期には楽しみにしていた実験が始まり、基本的な手法やレポートの書き方を学ぶことができました。


課外活動で打ち込んでいることはありますか?

空手道部と管弦楽団に所属しています。空手は幼い頃に1年ほど習っていた程度なのでほとんど初心者なのですが、先輩方に優しく教えていただきながら日々楽しく稽古に励んでいます。昇級審査が年に3回あるので、卒業までに黒帯を取りたいです。中学高校では吹奏楽部でフルートを吹いていたので、大学入学後は、その経験を活かしてオーケストラに挑戦しています。2021年12月には定期演奏会があり、大きなホールで演奏する充実した時間を過ごせました。2年次以降は、本格的に実験が始まり学業が忙しくなりますが、部活動も続けていきたいと思います。


YCUでの学びを今後、どのように活かしていきたいですか?

卒業後は医学系大学院に進学し、感染症の研究者になりたいです。専門分野の知見に加えて、YCUで学んだ生物学以外の分野の視点と、グローバルに活躍できる考え方を活かして、世界の一部の地域だけで流行しているがゆえにワクチンや治療薬が開発されない未知の感染症の研究に取り組み、苦しんでいる人を助けたいと考えています。


受験生へのメッセージをお願いします!

コロナ禍と高校生活が重なってしまい十分にやりたいことができなかった人も多いと思います。大学では、何を学び、何をするかは自分で決めて行動することになりますが、YCUには、やりたいことを明確に持っていれば、それに応えてくれる環境があります。いろいろなことに触れて、面白いと思えるものをどんどん見つけていってほしいです。そうすれば、とても充実した大学生活を送れると思います。将来のビジョンを胸に頑張ってください!


自分が興味を持ったことを、のびのびと学べる


YCUのどんなところに魅力を感じて入学を決めたのでしょうか?
また、入学後にはどんな印象を受けましたか?

将来はがんや感染症の研究者になりたいと考えていたため、生命医科学を学べる大学を探してYCUの理学部に行き着きました。理系、文系、医学系が揃っているため、ひとつの分野にとらわれない幅広い考え方を身に付けられることや、語学教育に力を入れていることも魅力的でした。YCUには、共通教養科目という所属学部に関係なく履修できる授業があり、私は、他大学の理学部ではなかなか学ぶことのできない統計学やデータサイエンスの授業を履修しています。前期には、APEという選択英語の授業を履修したのですが、その授業のカリキュラムが英語で論文を書くという2年生以上の受講を想定したものだったため、大変ではありましたが、英語力を高めるとともに、早いうちにアカデミックな文章の書き方を学ぶことができました。YCUには、少しでも興味を持ったことがあれば、手を伸ばしてのびのびと学べる環境が整っていると思います。


現在、学んでいることについて教えてください!

YCUの理学部は、1年次に物理、化学、生物、地学といった自然科学の全分野を学んでから専門分野を選択するため、原理や法則、実験の方法といった基礎的なことを身に付けている最中です。前期に各分野を座学で習った後、後期からは実験が始まり、実際に手を動かして学びを深めました。他大学の理学部では、入試の時点で専門分野を選ぶことが多いので、これはYCUならではのカリキュラムだと思います。入学時点で学びたいことが決まっていない人はもちろん、初めから学びたいことが決まっている人にとっても、全分野の基礎を身に付けることで幅広い視点を持って専門分野に進めるため非常に有意義なはずです。研究の道においても、関係ないと思っていたところからつながるものがあるはずなので、自然科学の全分野を学んだ経験は必ず役に立つと思います。


課外活動で打ち込んでいることはありますか?

「アカペラシンガーズvox box」という部活に所属して楽しく歌っています! 所属団体には他学部の人が多く在籍していて、理学部の学生とは異なる考え方に触れることができるため、視野を広げるのにも役立っています。アルバイトは動物病院で看護助手をしているのですが、便検査や尿検査の際に、実験で使用するものと同じ器具を触ったり、微生物の生態など授業で学んだことを実感する機会があったりと学業ともつながる業務に携わっています。


YCUでの学びを今後、どのように活かしていきたいですか?

将来は研究の道に進むことを考えているので、今後も、研究で必要になる実験の技術と、専門分野の知識の獲得に努めていきたいです。共通教養科目で学んでいるデータサイエンスや統計学の手法は、研究者として実験データを処理する際に、大いに役立つと思います。


受験生へのメッセージをお願いします!

試験当日まで、何かにつまずくことや、諦めることもあるかもしれませんが、それは必ずしも悪いことではないはずです。途中で起きたことを悔やみすぎないで、皆さんが抱いている一番大きな目標を大切にしてください。YCUでお待ちしています!

「ヨコ知リ!」アンケート(締め切りました)

ご回答いただいた方の中から抽選でYCUオリジナルグッズをプレゼント! 当選者の発表はグッズの発送をもって代えさせていただきます。
※グッズの指定はできません。

(2022/7/5)

PAGE
TOP