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医学部看護学科 学生の声

看護を多角的に捉えるための幅広い分野が学べて、附属2病院を中心に、実習環境が充実しているYCUの医学部看護学科。今回は、そこで学ぶ2名の学生と、1名の卒業生に話を聞きました。大学院で周麻酔期看護を学ぶことを目指している本真央佳さん、海外でのフィールドワークや看護研修を体験した瀧澤佑月さん、そして附属病院で看護師として働く植野愛実さん。彼らに、YCUに進学した理由や、現在、学んでいることについてインタビューしました!


主体的に取り組む姿勢と人間力を学べる


YCUのどんなところに魅力を感じて入学を決めたのでしょうか?
また、入学後にはどんな印象を受けましたか?

小学校4年生のときに祖母を亡くして以来、将来は看護師になろうと決めていました。高校生になると、祖父の病気の関係で、治療における麻酔の重要性を知り、麻酔に関する高度な知識と技術を持った、周麻酔期看護師になりたいという夢も生まれてきました。YCUの大学院では、病院の麻酔科や看護部手術室と一緒になって、周麻酔期看護学を学ぶことができます。この周麻酔期看護学を学べる大学や大学院はわずかしかなく、家から通えることも、YCUを志望した大きな理由になりました。また、オープンキャンパスに行った際、学生同士が連携して、自主的に運営している姿にも魅力を感じました。 実際入学してみて、多くの仲間たちとともに学べる環境を通して、多角的かつ主体的に考える力が成長していると実感することができています。


現在、学んでいることについて教えてください!

1年次の教養科目での学びから得た多角的な視点を発展させて、2年次では各領域の概論や方法論の講義の中で、看護の実践方法について検討していきます。グループワークがとても多いのがYCUの特徴ですね。深く考える力やディスカッション力が鍛えられ、看護師になってからの実務にも役立つと思います。昨年度の海外フィールドワークでは、インドネシアのハサヌディン大学の看護学科生たちと交流し、海外の看護の実態についても学びました。 また、病院での実習では、技術を学んだのはもちろんなのですが、先輩看護師の働き方、仕事への向き合い方に感動しました。日々入院・退院を繰り返す患者さんに対応し、短時間でその患者さんの症状や特性を理解して、本当に忙しい中、コミュニケーションを取っているのです。特にコロナ禍で普段と病棟の編成が変わり大変な中、患者さんには決して戸惑いを見せずに的確に接している先輩たちを心から尊敬します。高校時代に思い描いていた看護師の姿も美しくすばらしかったのですが、大学に入ってから知った看護師のほうがずっと魅力的に思えました。


課外活動で打ち込んでいることはありますか?

医学部ラグビー部で週3日、マネージャーとして活動しています。コロナ禍でオンライン授業が多い中、部活は感染対策を徹底していれば対面でできるのが、本当にうれしいですね。部員たちは「チーム力を高めよう」という意欲が高い人ばかりなので、人間としても成長していけます。


YCUでの学びを今後、どのように活かしていきたいですか?

患者さんとご家族を包括的にケアすることと、多職種の中核となれることを目指して日々学んでいます。そのために、今学んでいる高度な知識や技術、主体性、リーダーシップ、行動力、判断力、すべての能力の基盤となるコミュニケーション力を養っているのだな、という実感があります。そうした力を多様な仲間との交流の中でさらに磨き、目標に繋げたいです。


受験生へのメッセージをお願いします!

YCUは単科の看護大学と違い、文系学部など多様な学部の多様な学生と交流することができます。そんな仲間や面倒見のいい先生方に支えられたYCUでの学びは、未来を自由に切り開く手助けをしてくれていると、強く感じます。受験を乗り越えた先には、最高の環境が待っています。看護師として活躍したいという希望を心に強く持ち、YCUにぜひ入学して最高の看護師を目指しましょう! 皆さんの入学を心待ちにしています!


向上心のある学生をサポートしてくれる


YCUのどんなところに魅力を感じて入学を決めたのでしょうか?
また、入学後にはどんな印象を受けましたか?

兄が医学部志望で、その兄や母についていくような形で、中学の頃からあちこちの医学部のオープンキャンパスを訪れていました。その中でもYCUは、総合大学でありつつもアットホームな雰囲気があり、洗練された部分と穏やかで親しみやすい部分の両方があり印象的でした。いつしか、このような大学で学びたいという憧れの存在となっていました。
入学後は、海外フィールドワークでフィリピンの医療状況について学習したり、ハワイ看護研修プログラムでは英語でのプレゼンテーションやディスカッションを通して、現地の看護システムや教育などを学んだりすることができました。YCUは、そのような語学や海外体験のプログラムが豊富なのも魅力です。「学びたい」向上心のある学生には、研鑽を深めるサポートをしてくれる大学だと改めて実感しています。


現在、学んでいることについて教えてください!

3年次では本格的に実習が始まります。前期では、事例を使ってアセスメントし、看護計画を立てる演習を行った後、後期には病棟での実習に入ります。病棟では患者さんを受け持つことができます。それぞれの領域の実習で、学生1人につき1名の患者さんにご協力頂き、担当します。私が担当させていただいた患者さんのうちのひとりは、ずっと年上の男性の方でした。当初は年齢も離れていたこともあり、どう接したらいいのかと戸惑いました。しかし、時間を共有させていただく中で、病気に対する思いやこの後の過ごし方への希望を伺いました。「こんなに繊細なお話を伺っても、技術もなく人生経験の浅い自分に、いったい何ができるのだろう。病気を治すこともできないし」と、無力な自分に悩みましたが、悩み抜いた末に、こうした患者さんの思いを傾聴し、少しでも患者さんに寄り添うことも看護なのだと思い至ったことが、大きな学びだったと思います。


課外活動で打ち込んでいることはありますか?

サークルは東洋医学研究会に所属しています。柔軟操法というリラクゼーション施術、アロマ作り、陰陽五行説などの勉強を行っています。コロナ禍前の医学部の学園祭「Yokohama Medical Festival」では、来場したお客様に柔軟操法を体験していただくために、仲間同士で必死に施術しあって準備したのも楽しい思い出です。


YCUでの学びを今後、どのように活かしていきたいですか?

卒業まであとわずかですが、今後も看護を多角的にしっかりと学んで行きたいと思っています。具体的には、「患者さんひとりひとりに合わせた看護とは何か」を考察していくことです。また、もっと大きな視点を持てば、医療を通してその方の「幸せ」を提供していくことが看護の理想だとも思います。単に傷の処置やバイタルを計測することだけではない、その方の人生に少しでも寄り添って行けたら、と願っています。そのために、まずは病棟看護師として勤務し、多くの患者さんに接して経験を積んでいきたいと考えています。まだ希望する診療科についてははっきり決めていませんが、外科系がいいかな、と。病院で治療を受け、患者さんが治って退院していく過程がはっきりと見えるので、やりがいが感じられるのではないかと思っています。


受験生へのメッセージをお願いします!

YCUでは、素敵な仲間、充実したカリキュラムで、広い世界、明るい未来があなたを待っています。受験勉強中はきっと悩むこともあるでしょうけれど、大学に入学した後の楽しい学生生活をイメージしながら勉強していくと、モチベーションアップにつながると思います。夢に向かってはばたけるよう、がんばってください! 応援しています。


充実した実習のおかげで今がある

※2022年3月撮影


YCUのどんなところに魅力を感じて入学を決めたのでしょうか?
また、入学後にはどんな印象を受けましたか?

幼い頃に弟が入院し、その際に弟だけでなく、きょうだいである私にも優しく接してくれた看護師さんに憧れて、自分も同じ仕事をしてたくさんの人を支えたいと思い、看護学科を志望しました。当時は家族と横浜に住んでいたので、家からも近いYCUに、と決めたのですが、そのすぐ後に父の転勤で、ひとり暮らしになりました。でも「生活」を実践することは、病院に入院している患者さんの普段の暮らしにも目を向ける基礎になっていると感じています。
入学してみると、附属2病院の存在もあり、実習環境が整っていることを改めて感じました。また、同じ学科の学生が実習や勉強に真剣に取り組んでいて、とても良い刺激となりました。


学んだことについて教えてください!

2年次にはフィリピンでのフィールドワークに参加することができました。現地の病院を見学し、子どもたちに手洗いの仕方を教えるなど、保健教育活動のお手伝いもしてきました。日本にいると医療用品が整っているのが当たり前、衛生的なのも当たり前ですが、海外の医療現場を体験して、改めて自分たちが恵まれていることを痛感しました。 また、卒業研究では、ゼミの先生のお力添えをいただき、入院している患児のきょうだいへの支援についての全国調査をもとに、分析を行いました。例えば入院が長びくほどに、親の目が患児に向いている時間が長くなり、そのきょうだいは寂しい思いをします。そういう子どもたちにどんな支援が行われているか、さらに看護師の関わり方の課題も考察しました。患児の家族全体について考える視点を持つことができましたし、今後もこの課題を追い続けていきたいと思っています。


課外活動で打ち込んだことはありますか?

3、4年次では、委員会活動として、自治会代表を務めました。生徒会会長のようなものですね。特に4年次では、新たな試みとして先生方と連携をしながら新入生を対象にオンライン交流会を開催しました。参加者があえて映像と音声をオンにして、みんなで声を出して楽しむイベントを行いました。新入生からは「今後の学生生活への不安が軽減した」という声をもらうことができましたし、これほど大きなイベントの企画を行った経験は、自分の自信に繋がりました。


YCUでの学びを今後、どのように活かしていきたいですか?

今、私は附属病院で看護師として働いています。実習や授業で学んだ患者さんとのコミュニケーションや医療の知識などをベースに、実際に働くなかでさらに力を伸ばしていければいいな、と思っています。そして、患者さんに寄り添い、ご家族も支えられるような看護師になりたいと考えています。YCUには附属病院が2つあり、コロナ禍にあっても実習環境が整っていました。学生時代に実習ができているからこそ、緊張しすぎずに仕事に入っていけるのだと思います。


受験生へのメッセージをお願いします!

YCUには、真剣に学業に取り組む学生と、親身になって指導してくださる先生方がいらっしゃいます。看護学科は他の学科と比べて実習があり、座学の範囲も広いなど、大変な部分もありますが、4年間で得られる学びは一生の糧となるはずです。医療系の道にすすみたいと思っている方は、ぜひYCUでかけがえのない経験と仲間を作り、自信を持って前にすすんでください。

※2022年3月撮影
「ヨコ知リ!」アンケート(締め切りました)

ご回答いただいた方の中から抽選でYCUオリジナルグッズをプレゼント! 当選者の発表はグッズの発送をもって代えさせていただきます。
※グッズの指定はできません。

(2022/7/5)

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