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国際教養学部 学生の声

国際関係学から言語学、社会学まで、幅広い学問分野を学ぶことができるYCUの国際教養学部。今回は、国際教養学部で学ぶ2名の学生をご紹介します。ひとりは、社会問題について学び、硬式野球部に所属する植川健吾さん。もうひとりは、国際法について学び、SDGsを推進する学生団体に所属するモレ・アレサンドラさん。そんなおふたりに、YCUに進学した理由や、現在、学んでいることについてインタビューしました!


学業と部活、どちらも論理的に取り組みたい


YCUのどんなところに魅力を感じて入学を決めたのでしょうか?
また、入学後にはどんな印象を受けましたか?

国公立大学で野球をしたかったため、プロ野球や社会人野球に進む選手を輩出しているYCUの硬式野球部に惹かれました。加えて、大学では英語力を強化したいと考えていたので、語学教育に力を入れているYCUは自分にぴったりの大学だと思ったんです。苦手な数学が二次試験の科目に含まれていないことも好都合でした。地元を離れて、自分のことを誰も知らない環境に身を置いた時、自分はどういった評価を受けて、どのように成長できるのか、入学前にはワクワクがとまらなかったことを覚えています。
1年次には、週3コマある「PE(Practical English)」という英語の授業を通して、英語力を高めることができたと思います。プロ野球で活躍する「助っ人外国人選手」の多くが、スペイン語圏であるカリブ海出身であることから、第二外国語としてスペイン語を学びました。国際教養学部に2年間在籍して感じたのが、他学部と比べて、学期末にレポートが課されることが多いということです。レポートを書く際には、自分の中で答えを出して、論理立てて文章にする必要があるため、実践的な思考力を養えたと思います。


現在、学んでいることについて教えてください!

国際関係と社会問題をテーマに活動している上村雄彦ゼミに所属し、環境問題からジェンダー問題まで、さまざまな社会問題についてグローバルな視点から学んでいます。かねてから社会問題には興味があったのですが、1年次に受講した「国際関係論」という国際教養学部の先生が代わるがわる授業をするオムニバス形式の講義で、上村先生に惹かれて選択しました。上村ゼミには英語で行う回と、日本語で行う回のふたつがあって、英語の回は、英語文献を読み、英語で発表とディスカッションをするスタイルのため、英語力の向上にも役立っています。4年次には自分でテーマを選択して卒業論文を執筆するのですが、現時点では、「カーボンニュートラル」に興味を持っています。現在、各国の政府や企業がCO2削減に取り組み、「カーボンニュートラル」に向けて動いていますが、実現の可能性はどれだけあって、実現された時に環境問題はどのように改善されていくのか、考えを深めていきたいと思います。


課外活動で打ち込んでいることはありますか?

硬式野球部に所属し、週5回の練習に励んでいます。部員は20人程度で、他校に比べるとかなり少ないのですが、自分たちで練習メニューを考え、頭を使って野球をしています。練習メニューを考える際には、この練習は何のために行っているのか、しっかり考えることを大切にしているのですが、論理的に考えて行動するという意味では、学業ともつながっているのかもしれません。


YCUでの学びを今後、どのように活かしていきたいですか?

まだ2年生で学びの途中にあるため、学んだことをまとめるのは難しいですが、YCUで得た幅広い知識を活かして、さまざまな視点を持って物事を考えたいと思います。部活動については、弱いチームでも頭を使えば、強いチームに勝てることを証明し、そこから自分なりの成功メソッドをつくりたいです。


受験生へのメッセージをお願いします!

「学生」という特権を使えるのは、大学生が最後です。高校生のうちから、大学でやりたいことや達成したいことを考えておくと、より素晴らしい未来をつくれると思います。まずは目の前の受験勉強に精一杯取り組み、それぞれの目標を大切に頑張ってください!


国際法の分野で、国際社会に貢献できる人になりたい


YCUのどんなところに魅力を感じて入学を決めたのでしょうか?
また、入学後にはどんな印象を受けましたか?

貧困問題や教育問題に興味があり、国際関係の分野を学びたいと考えていたのですが、他の分野にも興味があったため、さまざまな分野を学びつつ、自分の専門を突き詰めていける国際教養学部のカリキュラムに強く惹かれました。特に1年次には、さまざまな分野を学ぶことができるため、学びたい分野や、将来やりたいことが決まっていない人にはぴったりな学部だと思います。私も、国際関係の講義を受講する一方で、心理学や経済学、人類学などの講義も受講し、幅広い教養を身に付けることができました。


現在、学んでいることについて教えてください!

国際法のゼミに所属しています。大学入学時には、漠然と国際関係の分野を学びたいと考えていただけで、具体的なテーマは決めていなかったのですが、オムニバス形式の講義でゼミの先生の授業を受けたことで国際法に興味を抱きました。所属ゼミでは、毎年、夏と冬に開催される模擬裁判大会の出場に向けて、学生が主体となって準備を重ねる形で学びを深めています。夏はジャパンカップという国際法の大会、冬は国際人道法模擬裁判・ロールプレイ大会という国際人道法の大会に出場するのですが、どちらも、被告と原告に分かれて主張を行うという、実際の裁判を模した大会です。日々のゼミ活動は、国際法がどのように解釈されてきたのかといった判例の調査を通して、答弁を作成する実践的な形になっています。大会本番は、被告、原告それぞれが4人の弁論者を立てて裁判をするのですが、私は、2021年冬の国際人道法裁判・ロールプレイ大会で弁論者を務めました。答弁はゼミ生みんなで準備をするとはいえ、弁論者はその全てを的確に頭に入れなくてはいけないため、大変ではありましたが、とても勉強になりました。特に夏のジャパンカップは力を入れていて、去年が惜しくも準優勝でしたので、今年は優勝すべく、ゼミ生一丸となって日々、学びを深めています。ゼミ以外にも、国際法や国際政治に関する講義を受講しており、非常に充実した環境で学ぶことができていると思います。


課外活動で打ち込んでいることはありますか?

TEHs(テフズ)というSDGsを推進する学生団体と、留学生会に所属しています。TEHsはSNSを使ってSDGsの知識を広めたり、学外のNGOが主催しているイベントに参加したりしているのですが、入学後、自分でも何か行動を起こしたいと思っていた時にこの団体のことを知り、参加しました。留学生会では、留学生とYCUの学生の交流会をオンラインで開催したり、新しくYCUに来た留学生のチューターを務めることで、安心して大学生活をスタートできるしてもらえるようなサポートに勤しんでいます。


YCUでの学びを今後、どのように活かしていきたいですか?

将来は、YCUで身に付けた幅広い教養を活かして、さまざまな分野で活躍する人とコネクションをつくりながら、自分の専門とする国際法の分野で国際社会に貢献できる人になりたいと考えています。


受験生へのメッセージをお願いします!

大学受験は一筋縄で行かないことも多く、とても大変だと思います。けれども、目標に向かって努力を続ければ結果は必ずついてくるので、最後まで諦めずに頑張ってください! 皆さんがYCUで楽しい生活を送れることを願っています。YCUでお待ちしています!

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(2022/7/5)

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