MRIクラウドファンディングにかける想い
担当医からのメッセージ(脳神経内科)

パーキンソン病や認知症、多発性硬化症をはじめとする脳や神経の病気は、高齢化の進展とともに患者数が増え続けており、多くの方やそのご家族の生活に大きな影響を及ぼしています。こうした病気では、できるだけ早く正確に診断し、一人ひとりに適した治療につなげることが、症状の進行を抑え、生活の質を維持するために極めて重要です。
横浜市立大学では、地域の皆さまに高度で質の高い医療を提供するとともに、新たな診断・治療法の開発を通じて未来の医療を切り拓くことを使命としています。そのためには、最先端の医療機器を備え、日々進歩する医療技術を診療・研究・教育に活かしていくことが欠かせません。
今回導入を目指す最新の3.0テスラMRIは、従来よりも高精細な画像を取得できるため、脳や脊髄のごくわずかな変化まで詳しく捉えることが可能になります。パーキンソン病などの神経変性疾患では診断精度の向上や他疾患との鑑別に、多発性硬化症などの免疫介在性疾患では炎症病変の詳細な評価に、さらに認知症では脳の変化をより正確に把握することで、適切な治療方針の決定や治療効果の評価に大きく貢献します。
さらに、このMRIは日常診療だけでなく、新しい診断法や治療法の研究、次世代の医師・医療従事者の教育にも活用されます。一台のMRIが、現在の患者さんのためだけではなく、これからの医療を支える研究成果や人材を育み、地域医療全体の発展へとつながっていきます。
皆さまからいただくご支援は、横浜から世界へ新しい医療を発信する力となり、未来の患者さんへの希望へとつながります。一人でも多くの方が安心して最善の医療を受けられる環境を実現するため、皆さまの温かいご理解とご支援を心よりお願い申し上げます。
「皆さまからのご寄付は、最新3.0テスラMRIの導入・整備に活用させていただきます。その一つひとつが、早期診断の実現、新しい治療法の開発、そして未来の医療を担う人材育成へとつながります。」