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基本方針

放射線部の基本方針

  1. 患者さんの安全と医療サービスに最善を尽くします。
  2. 信頼される画像情報を速やかに提供します。
  3. 高度な放射線診断・治療技術を提供します。
  4. 放射線の安全利用と医療機器の安全管理を徹底します。
  5. 検査室を効率的に運営し、検査待ちの短縮に努めます。

わたしたちの信条(クレド)

  1. 私たちは、患者さんへの心配りと、安全で信頼性の高い医療の提供を、最も大切な使命と心得て行動します!
  2. 私たちは、診療放射線技師としての知識・技術にプライドをもち、常に向上心をもって、医療人としての職業責任を全うします!
  3. 私たちは、他者とのアサーティブなコミュニケーションを大切にします!
  4. 私たちは、チーム医療の一員として、信頼され頼りにされる組織集団を目指します!
  5. 私たちは、職員の皆さんに対しても、患者さんと同じように大切に接します!

部門の概要

実績

検査・治療実績(2022年度)

区分 人数(人)
一般撮影 64,233
マンモグラフィ 1,548
—ステレオガイド下吸引式組織生検(マンモトーム生検) 13
透視検査 3,479
CT検査 31,537
—心臓CT 889
—負荷心筋パーフュージョンCT 37
MR検査 12,046
—全身拡張強調MRI(DWIBS) 40
—心臓MR 212
—心臓マッピング 24
血管撮影 1,790
—経皮的冠動脈インターベンション(PCI) 234
—経カテーテル的大動脈弁留置術(TAVI) 77
—大動脈ステントグラフト(ハイブリット手術室) 23
—カテーテルアブレーション(心筋焼灼術) 131
放射線治療 12,173
—強度変調放射線治療(IMRT) 75
—強度変調回転放射線治療(VMAT) 2,309
—定位放射線治療(SRT) 149
核医学検査 2,302
—神経内分泌腫瘍シンチ 14
救急  
—一般撮影 5,852
—CT検査 4,484
—透視検査(TAE含む) 326
—血管撮影 235
—初療CT 1,402

学術実績(2022年)

論文投稿、学会発表のみ記載(他、研究会等多数あり)
学会 演題
第19回 神奈川放射線学術大会 職業被ばく低減の具体例から学ぶ/心カテ編
第59回 日本心血管インターベンション治療学会関東甲信越地方会 血管撮影室スタッフにおける体験型放射線防護教育を取り入れた被ばく低減の取り組み
第20回 日本臨床医学リスクマネジメント学会・学術集会 当院放射線部における緊急異常所見発見の取り組み
CT検査室における患者急変時対応訓練の紹介
日本放射線腫瘍学会第35回学術大会 治療計画装置(Pinnacle3)におけるCBCT画像を用いた線量計算の妥当性の評価 線量測定・線量検証2
第17回 医療の質・安全学会 CT撮影室における緊急異常所見発見の取り組み
診療放射線技師による緊急異常所見報告の取り組みと成果「診断報告書の未読・未確認防止」

資格(2023年10月現在)

放射線部では、専門技師や認定技師など各種資格の取得を推進しています。
専門・認定放射線技師 人数(人)
検診マンモグラフィ撮影診療放射線技師 8
X線CT認定技師 8
血管撮影IVR専門診療放射線技師 2
磁気共鳴専門技術者 2
救急撮影認定技師 4
核医学専門技師 1
放射線治療専門技師 2
放射線治療品質管理士 3
医学物理士 2
医療情報技師 7
医用画像情報精度管理士 1
第1種放射線取扱主任者 6
日本放射線技師会認定  
—臨床実習指導教員 7
—放射線機器管理士 3
—放射線管理士 4
—医用画像情報管理士 2
—Ai認定診療放射線技師 1

(2023年10月現在)

診療放射線技師を目指す学生の臨床実習について

学生実習指導方針

  1. 学生実習の中心は、患者接遇体験とします。
    患者接遇体験とは、指導技師の下での、検査説明(更衣案内含む)患者移乗補助、撮影整位です。ただし、撮影整位については技師を患者に見立てての模擬体験とします。
  2. 実習生が検査内容、画像解剖を理解できるよう努めます。
    患者接遇体験ができないモダリティについては、検査内容、画像解剖の理解を中心とします。
  3. 実習生には、「安全」、「技術」、「接遇」、「チーム医療」の4つのキーワードを与え、それらの視点で検査全体を観察してもらうよう努めます。
  4. モダリティ1レポート作成を義務付け、レポート内容は指導技師が確認し、コメントを添えるよう努めます。

放射線部で受け入れる臨床実習は、診療放射線技師養成校で診療放射線技師を目指す学生が、実際の医療現場で実習体験をすることにより、さらに知識・技術を高め、専門職としての自覚と責任を理解し、社会人となった際のスキルを高める事を目的としています。
当院での実習カリキュラムは、オリエンテーション、患者接遇体験、感染対策、部門見学、各モダリティ臨床実習、レポート作成、実習振り返り等で構成されています。臨床実習には、チューター制度を採用しており、実習生には若手の先輩1名をチューターとして指名し、患者接遇から業務説明まで包括的な指導を行いますので、年齢も近く質問しやすい環境の中、充実した実習生活を過ごすことができると考えています。

実習現場では、臨床や病態に注目した専門知識や技術だけの実習ではなく、最も重要な医療安全に関係する確認行為・手順の習得が業務遂行上いかに重要であるかについて認識をしてもらう内容となっています。診療放射線技師だけではなく患者さんと一緒になっておこなう確認行為を通じて、安心・安全な医療技術を提供する重要さを感じてもらえると思います。患者接遇体験を通じて、患者さんの気持ちになって行動することができる診療放射線技師に育ってほしいという思いで取り組んでいます。

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