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CAR-T細胞治療

 2025年1月より、横浜市立大学附属市民総合医療センター血液内科では、再発または難治性大細胞型B細胞性リンパ腫に対する「キメラ抗原受容体遺伝子改変T(CAR-T)細胞治療」を開始しました。

CAR-T細胞治療は免疫療法のひとつで、患者さんの血液から採取したTリンパ球に遺伝子導入を行いCAR-T細胞を作成します。このCAR-T細胞を患者さんに投与することによりリンパ腫細胞を攻撃する治療方法です。このたび当院はCAR-T細胞治療(イエスカルタ®)の使用施設認定を取得致しました。日本で保険承認されているCAR-T細胞治療は数種類ありますが、当院で使用するのはイエスカルタ®という製剤になります。

対象となる疾患

市大センター病院のCAR-T細胞治療

CAR-T細胞治療は高い治療効果が期待される一方で、細胞治療であることから施設内の多くの部署が関与して初めて実施できる治療法です。血液内科医師、病棟スタッフ、輸血部、検査部、薬剤部、看護部、集中治療部、医事課、ならびに各種合併症に対応することができる各診療科スタッフとの強い連携を活かし、患者様に届けられるよう尽力致します。

当院の「市民の皆様に信頼され地域医療最後の砦となる病院」との当院の理念のもと、高度専門医療をご提供いたします。

*CAR-T細胞治療の適応については専門的な判断が必要となりますので、適応に関するご相談やお問い合わせは主治医の先生のみに限らせていただきます。本治療をご希望の患者さんは、まずは主治医の先生へご相談ください。 

患者さんのご紹介について

ご紹介の前に事前のご相談をお願いいたします

担当医:血液内科/ 宮崎 拓也・藤澤 信
電 話:045-261-5656(代表) / 平日 9:00~16:30