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診療科・部門案内

呼吸器外科

当科のご紹介

当院呼吸器外科は呼吸器内科と密接に連携し、様々な胸部疾患に対して最適な診断と治療を提供しております。経験豊富で高い技術を有する呼吸器外科専門医が複数在籍し、質の高い手術および術後管理を行っており、術後合併症も低率です。根治性と肺機能温存を両立させる区域切除、ロボット支援下肺手術および胸腺腫・縦隔腫瘍手術、単孔式肺手術は当科の高い技術を示すものです。また、総合病院のメリットを活かし、高齢者とくに80歳以上の肺癌患者さんに対する手術も安全に行っています。当院での肺癌に対する肺葉切除の最高齢は89歳、肺区域切除の最高齢は93歳で、どちらも術後経過は良好でした。さらに、肺癌など悪性疾患では、手術待機時間を短くするよう努力しており、目安は当科初診から手術まで約1ヶ月~1ヶ月半です。

患者さんへ

当院呼吸器外科は呼吸器内科と密接に連携し、様々な胸部疾患に対して最適な診断と治療を提供しております。経験豊富で高い技術を有する呼吸器外科専門医が複数在籍し、質の高い手術および術後管理を行っており、術後合併症も低率です。低侵襲手術を得意としており、特に肺がんや縦隔腫瘍に対する胸腔鏡手術、ロボット支援下手術で豊富な経験を有しています。
さらに、悪性疾患では手術待機時間を短くするよう努力しており、目安は初診から約1ヶ月前後で、遅滞なく治療を開始することができます。進行肺がんに対しては化学・放射線療法を併用した根治的治療を行っております。

対応疾患・診療内容の詳細

診療実績

原発性肺癌 60
転移性肺癌 35
胸腺腫、無症筋無力症 12
一般的な縦隔・胸膜・胸壁腫瘍 12
そのほか 39
合計 158
原発性肺癌 74
転移性肺癌 30
胸腺腫、無症筋無力症 9
一般的な縦隔・胸膜・胸壁腫瘍 10
そのほか 35
合計 158
原発性肺癌 77
転移性肺癌 34
胸腺腫、無症筋無力症 10
一般的な縦隔・胸膜・胸壁腫瘍 5
そのほか 56
合計 182
原発性肺癌 104
転移性肺癌 35
胸腺腫、無症筋無力症 7
一般的な縦隔・胸膜・胸壁腫瘍 3
そのほか 51
合計 200
原発性肺癌 89
転移性肺癌 29
胸腺腫、無症筋無力症 5
一般的な縦隔・胸膜・胸壁腫瘍 10
そのほか 38
合計 171

重症筋無力症(胸腺腫非合併例も含む)

主に脳神経内科で治療する疾患ですが、病型と胸腺腫の程度により、手術(胸腺摘除)が必要となることがあります。当科では脳神経内科と連携して最適な治療を提供します。
一般的には胸骨正中切開により拡大胸腺全摘が行われることが多いですが、当科では殆どの場合、胸骨を温存し傷の小さい胸腔鏡あるいはロボット手術で行っております。

気胸、胸膜腫瘍など胸膜疾患

胸腔鏡下肺部分切除術 術後入院日数 2~5日間 様々な原因で起こる気胸に対しても胸腔鏡下手術を行っております。若年者の気胸で脱気治療が必要なかたも、ソラシックエッグで通院治療も可能なことがあります。
必要な方には適切な胸腔鏡手術を行います。高齢者、COPD、Birt-Hogg-Dube症候群、リンパ脈管筋腫症などに続発する気胸についても広く診療しております。また、胸膜腫瘍も適切な診断および治療を行っております。

膿胸(おもに急性膿胸)

胸腔鏡下膿胸腔掻爬術 術後入院日数 10~20日 ドレーンのみでは治療困難な急性膿胸に対しては適切な時期に胸腔鏡下掻爬術を行い、速やかな炎症の軽減を得ています。

悪性胸膜中皮腫

胸膜全切除術・胸膜肺全摘術 術後入院日数 15~30日 おもに上皮型の悪性胸膜中皮腫に対して、集学的治療を含めた上記手術を行っております。

関連情報

施設認定