{

HOME  > 診療科・部門案内  > 中央部門  > 栄養部

栄養部

担当業務の方針・理念

栄養部では適切な入院食を実施するために、栄養管理、衛生管理、安全管理を心掛け、入院患者さんの治療を食事の面からサポートします。入院、外来及び院内職員に対して栄養療法の重要性を啓蒙する役割を担います。栄養指導を含め、地域住民の健康管理、栄養管理の問題に関わります。

(1)患者の治療計画に則した食事提供及び栄養指導を行う。
(2)適時・適温・選択メニュー・行事食等患者サービスを基本とした食事を提供する。
(3)オーダリングシステムにより、食数管理、食材管理、在庫管理、栄養指導等を効率よく実施する。
(4)「大量調理衛生管理マニュアル」に基づいた衛生管理の徹底を図る。
(5)チーム医療活動の推進。

業務紹介

1 給食管理

食事は栄養バランスに配慮し、和洋中華を取り入れた家庭料理を目指しています。一般食では麺の日、パンの日やちらし寿司等の丼ものの日があります。さらに毎日の朝と夕の選択食や年間30回以上の行事食など季節の食材も積極的に取り入れて美味しく楽しく食べていただける工夫をしています。

温かいものは温かく、冷たいものは冷たく適温を意識した食事を提供しています。安全、安心な食事を目指し、「大量調理衛生管理マニュアル」に基づいた衛生管理の徹底を図っています。

・給食業務委託(一部委託) 仕込み、調理、盛り付け、配膳、下膳、洗浄



献立紹介

季節の献立紹介の写真



2 栄養管理

特別な栄養管理を必要と判断された入院患者さんの栄養管理計画書を作成しています。病棟訪問では必要に応じ、食事内容の調整、栄養量の調整など実施しています。


3 栄養指導

食事は私たちの生活では切っても切れない大切なものです。多種多様な食生活の中で食事療法を必要とする方の援助を行っています。

1)集団栄養指導
糖尿病教室:糖尿病と食事の関係、食品・料理と血糖値の関係など、これから食事療法を始める方に基礎的なお話をしています。
両親教室:これからお父さん、お母さんになる方に向けて、栄養バランスの大切さ、妊産婦の食生活の注意点などお話ししています。

2)個別栄養指導(入院・外来)
個別の患者さんの生活状況に合わせ、治療上に必要な食事のとり方についてお話ししています。入院時は退院後の食事のとり方について、外来では日常生活での食事のとり方についてお話しています。



4 チーム医療

院内のチーム医療で多職種と協働しています。
とくに栄養部は栄養サポートチームの事務局となっており、管理栄養士は医師、看護師、薬剤師、臨床検査技師、理学療法士等と連携し、入院患者さんの栄養管理に関わっています。
その他、褥瘡対策チーム、糖尿病性腎症透析予防外来、摂食嚥下支援チーム、糖尿病ケアチーム、心臓リハビリテーションに参加しています。

NST主催:研修医向けNSTセミナー・院内NST勉強会

NST主催:研修医向けNSTセミナー・院内NST勉強会

5 その他

院内がんサロン、リレーフォーライフ、院内学級(食育講義)、市民講座、糖尿病友の会等に参加しています。

院内学級(食育講義)媒体

院内学級(食育講義)媒体

世界糖尿病デー(展示)

世界糖尿病デー(展示)

部門の概要

所属: 中央部門
栄養部長: 内分泌糖尿病内科教授
栄養部職員: 常勤管理栄養士10名(うち係長1名)
       非常勤管理栄養士2名
       事務員1.5名(1名半日)
取得資格:
学会認定資格 糖尿病療養指導士 8名 
学会認定資格 NST専門療養士  3名
学会認定資格 腎臓病療養指導士 1名
学会認定資格 病態栄養専門管理栄養士 2名
学会認定資格 がん病態栄養専門管理栄養士 1名
栄養士会認定資格 静脈経腸栄養TNTD管理栄養士 1名
ISAK国際認定身体計測技師(LEVEL1) 1名

実績(令和3年度)

1日当たり食数:
一般食 約 854食 
特別食 約 284食

栄養指導件数:
集団指導 ※実施なし
個別指導 4699件 (入院:803 外来:3896)

NST件数:
総延べ件数 568件 (依頼件数 340件 ラウンド介入件数 228件)

糖尿病透析予防診療チーム:
件数 168件

ページトップへ