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診療科・部門案内

摂食嚥下支援チーム

基本方針

近年、社会の高齢化とともに、当院でも摂食嚥下機能障害を抱えた患者さんが増えてきています。当院では、2020年より、多職種編成の「摂食嚥下支援チーム」を立ち上げました。当院の摂食嚥下支援チームは、入院している患者さんに対して、医師や看護師、言語聴覚士、栄養士など多職種でそれぞれの専門性を活かしながら、嚥下機能の評価や訓練、食形態の提案を行っております。

摂食嚥下支援チームの集合写真摂食嚥下支援チームの集合写真

部門の概要

多職種チームで活動している様子の写真多職種チームで活動している様子の写真

摂食嚥下機能障害に対して経験のあるリハビリテーション科医師、歯科口腔外科医師を筆頭に、耳鼻咽喉科医師、看護師、言語聴覚士、栄養士など多職種チームで活動しております。主科より依頼のあった患者さんのベッドサイドへ伺い嚥下評価を行います。その評価を基に、必要な嚥下訓練や食形態の提案を行っております。メンバーが互いに「小さなことも相談できる、話し合える、チームで一緒に考える」環境をめざし、患者さんの「口から食べる」と「笑顔」を実現するために、日々研鑽に努めています。

実績

2022年度:患者数415人 摂食機能療法件数546件 
     摂食嚥下回復加算184回
2023年度:患者数427人 摂食機能療法件数585件 
     摂食嚥下回復加算175回
2024年度:患者数409人 摂食機能療法件数1033件 
     摂食嚥下回復加算151回

活動内容

摂食嚥下支援チーム活動の様子の写真摂食嚥下支援チーム活動の様子の写真

・他科からの依頼による嚥下機能評価
(ベッドサイドスクリーニング、嚥下内視鏡検査、嚥下造影検査)
・嚥下訓練実施、自主トレーニング指導
・嚥下カンファレンス  週1回
・チームミーティング  週4回
・ミールラウンド(嚥下回診) 週3回程度
・食形態調整、食事内容提案
・内服方法指導
・個別栄養指導
・栄養サポートチーム(NST)等、院内チームとの相互連携
・嚥下チームニュースの発行
・院内研修開催
・日本摂食嚥下リハビリテーション学会等、国内・国際学会での発表

自主トレーニングの紹介

~以下は当チームで作成した動画です。自主トレーニングやとろみの作成にお役立てください~

  • 開口訓練

  • 空嚥下訓練

  • ぱたから体操

  • 水分のとろみのつけ方

新型コロナウイルス感染症の感染拡大に伴う面会禁止のお知らせ(2025/07/08)

現在、新型コロナウイルス感染症が急速に拡大しております。
これに伴い、7月8日(火)より、当面の間、面会を原則禁止といたします。
患者さんの安全を最優先に考えた対策であることをご理解いただけますと幸いです。

なお、平日15時~17時の間で衣類などの荷物の受け渡しは可能です。詳細は1階防災センターにてお聞きください。
 
ご不便をおかけいたしますが、ご協力の程、よろしくお願い申し上げます。