Tel.045-787-2800(代表) お問い合わせ

診療科・部門案内

循環器内科

弁膜症

心臓には4つの一方通行の扉(弁)があり、血液が前へは流れるが、後ろへは逆流しないように働いています。この扉が壊れて開かなくなったり(狭窄)、ちゃんと閉まらなくなったり(逆流)して、血液の流れが障害さえた状態を弁膜症といいます。弁膜症が進行し、長期間に続くと心臓の働きが悪くなり、息切れ、呼吸困難、動悸や疲れやすさ、といったような症状がでてきます。
弁膜症は多くの場合進行性であり,時間とともに難治性となります。

当センターでは従来までの大動脈弁疾患・僧帽弁疾患に加え、2016年4月の成人先天性心疾患外来開設に伴い、肺動脈弁疾患・三尖弁疾患の診療にも力を注いでいます。センター内での内科外科合同カンファランスをもとに、外科的治療、内科的治療を包括的に行い患者様の診療にあたっています。
また、隣接したもう一つの大学病院である横浜市立大学附属市民総合医療センターで、大動脈弁狭窄症に対する経カテーテル的大動脈弁植え込み術(TAVI)や僧帽弁閉鎖不全症に対する経皮的カテーテル僧帽弁修復術が開始された事をうけ、2病院間の連携を強化し手術困難な症例に対する低侵襲な治療も実践しています。