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肝疾患医療センター

肝疾患医療センターのご紹介

肝疾患医療センター長
森本 学

国の肝炎対策事業に基づいて厚労省は各都道府県に肝疾患診療連携拠点病院*を指定しました。神奈川県内には当院を含め5つの肝疾患診療連携拠点病院があります。当院も平成20年から専門スタッフによる肝疾患医療センターを設けて、肝疾患診療連携拠点病院としての活動を始めました。
具体的には、患者さんや市民向けの相談支援活動を目的とした (1)肝疾患相談の設置や(2)肝臓病教室の企画、(3)市民公開講座の開催、また、地域の医療機関・スタッフとの情報共有を目的とした(4)地域医療連携研修会の企画や(5)肝疾患コーディネーター**の育成企画などを行っています。また、広報誌を発行し、肝疾患の予防・啓蒙に広く寄与してまいります。
我々の母体となる横浜市立大学附属市民総合医療センターの消化器病センターでは、肝疾患に関する専門スタッフを揃えて診断から治療まで一貫した医療を提供しています。肝疾患に関係するがん診療においては、手術治療や薬物治療だけでなく、放射線治療・カテーテル治療・内視鏡治療をはじめとする体への負担の少ない最新の低侵襲治療の選択肢から患者様それぞれに合った個別化医療を目指した、集学的治療***をご提供しています。

皆様にとりまして、肝疾患医療センターの活動が肝臓病克服の一助となることを願っております。 

肝疾患医療センターに関するお問合せ

受付時間:9:00-16:00(平日)
電話番号:045-261-5656(代表)から「肝疾患医療センター」とお伝えください

用語のご説明

*肝疾患診療連携拠点病院
肝疾患に係る医療情報の提供、医療機関の情報収集・紹介、医療従事者や住民を対象とした講演会開催や相談支援等を目的に全国72の拠点病院が選定されています。(肝炎情報センターホームページへ
**肝疾患コーディネーター
身近な地域や職域、あるいは病院等に配置され、それぞれが所属する領域に応じて必要とされる肝炎に関する基礎的な知識や情報を提供し、肝炎への理解の浸透、相談に対する助言や相談窓口の案内、受検や受診の勧奨、制度の説明などを行います。肝炎の「予防」、「受検」、「受診」、「受療」と「フォローアップ」が促進され、肝炎への理解を社会に広げる基盤が醸成されることにより、肝炎患者への差別や偏見の解消に繋がることも期待されます。全国の肝疾患医療センターが実施するコーディネーターセミナーを受講し、習熟度に関する試験に合格した方に認定証が交付されます。(神奈川県ホームページへ
***集学的治療
がん治療において、患者さんの状態やがんの進行度に応じて治療法を組み合わせて行うことをいいます。単独治療に比べ高い効果が得られたり、より副作用を軽減させることが期待できます。それには、さまざまな治療技術を持ち合わせた専門家のチーム医療が必要となります。

肝疾患医療センターの具体的な取り組み(今年度の予定)

肝疾患相談(患者さん、市民向け)

 
開催日時 随時
開催場所 市大センター病院
対象者 どなたでも
相談費用 無料
内容 肝臓専門医、看護師による肝臓相談(フリーテーマ)
お申込  肝疾患医療センターへお問合せください
  •  当院での検査や診察をご希望の場合は、まずはかかりつけ医にご相談を頂いたのち、初診の予約をお取りください(健康保険により費用が発生します)。 
  • かかりつけ医に対するご不満、ご苦情等の相談については対象外とさせていただきます。予めご了承ください。

肝臓病教室(患者さん、市民向け)

令和6年度第3回肝臓病教室

  
開催日時 令和7年3月24日 15:00~16:00
開催場所 市大センター病院 本館6階会議室
対象者 どなたでも
相談費用 無料
内容 当院専門スタッフ(肝臓専門医、薬剤師、管理栄養士、看護師、ケースワーカー等)によるワンポイントレクチャー、対面相談
お申込  肝疾患医療センターへお問合せください

市民公開講座(患者さん、市民向け)

地域医療連携研修会(医療従事者向け)

令和6年度第2回地域医療連携研修会

 
開催日時 令和7年1月15日 (予定)
開催場所 市大センター病院 本館6階会議室 / WEB配信
対象者 医療スタッフ
内容 「肝胆膵がんは、通院で治す時代に」(仮)
講師 未定
お申込  未定

肝疾患コーディネーター

令和6年度 肝疾患コーディネーターセミナー【終了しました】

お申込・お問合せ

肝疾患医療センター

受付時間:9時00分~16時00分(平日)
電話番号:045-261-5656(代) 内線:7029

肝臓の病気について(外部リンク)