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感染制御部

 感染制御部は、患者さんだけでなく、来院される方や職員など病院にかかわるすべての人々を感染から守り、安全で質の高い医療を提供するために取り組んでいます。

感染制御部
部長  工藤 誠

ご挨拶


感染制御部部長  工藤 誠

 横浜市立大学附属市民総合医療センター(市大センター病院)感染制御部は、平成20年4月1日に、院内の感染対策を円滑に運営するために中央部門の一部門として新設されました。開設当初は金子猛(現呼吸器病学教授)が初代部長として職責を果たし、平成26年10月1日より築地淳が第2代部長として引き継ぎ現在に至ります。感染制御部は医師、看護師、薬剤師、臨床検査技師、事務職員で構成されています。それぞれの職種における専門領域の知識・技術を活かしながら協力し合い、院内感染の予防、職員の健康管理、感染症診療の質の向上を図り、患者安全の担保と安心できる医療を提供するために活動しています。最近、メディアを賑わした新興感染症(中東呼吸器症候群など)や再興感染症(結核など)のみならず有効な治療薬の乏しい多剤耐性菌等、かつてない深刻な問題に私たちは直面しています。日進月歩の医学的知見を取り込みながらこれらの課題に取り組んでいます。

スタッフ

スタッフ 職位 専門分野 特に専門とする領域 専門医資格など
工藤 誠 副病院長
准教授
感染制御部部長
呼吸器病センター部長(兼)
がん包括センター部長(兼)
呼吸器内科 喘息
呼吸器アレルギー
間質性肺炎
呼吸器感染症
医学博士
日本内科学会認定内科医・専門医・指導医
日本呼吸器学会呼吸器専門医・指導医・代議員
日本アレルギー学会指導医・専門医・代議員
日本感染症学会指導医・専門医
日本化学療法学会抗菌化学療法指導医
ICD(インフェクションコントロールドクター)
日本がん治療認定医機構がん治療認定医
神奈川県身体障害者福祉法第15条指定医
神奈川県難病医療費助成指定医
比嘉 令子 助教     日本内科学会認定医
十文字 美代子 感染制御部担当師長     日本看護協会感染管理特定認定看護師
辻田 佳小里 感染制御専従看護師     感染症看護専門看護師
椙山 聡一郎 感染制御専任薬剤師     日本薬剤師研修センター認定薬剤師
抗菌化学療法認定薬剤師
感染制御認定薬剤師
日病薬病院薬学認定薬剤師
大西 よしか 感染制御専任臨床検査技師
臨床検査技師
     

業務内容

感染制御

・感染症発生時の感染拡大防止(迅速な情報収集、ラインリスト作成、エピカーブ解析による、感染経路の特定及び対策の立案など)
・サーベイランスの実施
・ICTニュースの定期発行
・感染対策マニュアルの作成および改訂
・院内ラウンド(1回/週)

感染症診療・支援

・感染症コンサルテーション(年間500件以上)
・血液培養陽性患者の迅速な診療サポート(血培ラウンド)
・診療科カンファレンスへの参加・助言
・耐性菌検出時の抗菌薬選択や感染対策指導
・抗菌薬適正使用支援チームによる診療サポート、ラウンド

感染症教育

・院内外の感染症診療や感染対策に関する医療従事者(医師、看護師、研修医、新採用者、その他職員)、実習学生への教育および指導。
・病棟や診療科への講習会の開催
・N95マスクフィットテスト講習会の開催
・e-learningの開講
初期臨床研修医向けの教育プログラムを用意しています。詳しくは横浜市立大研修センターの要綱をご覧ください。

外来診療

・HIV感染症外来(現在は院内発生のみに対応)
・肺抗酸菌感染症外来
・小児感染症外来(不明熱、周期性発熱症候群、結核接触者健診、B型肝炎、C型肝炎、梅毒など)

職業感染対策

・流行性ウイルス疾患(麻疹・風疹・水痘・ムンプス)、B型肝炎の抗体検査を実施し、陰性者に対するワクチン接種および指導。
・全職員を対象とした季節性インフルエンザワクチンの接種。
・実習を行う医学生、看護学生の流行性ウイルス疾患の抗体価の確認と指導。
・IGRA検査陽性の職員のフォロー。

地域貢献・医療連携

・県内医療機関からの感染症コンサルテーションの応需
・県内医療機関や医師会などの感染症講演会
・市民公開講座
・横浜市医師会(7区および大学区)との感染症フォーラム共催

行政連携

・感染症法該当疾患発生時の対応(結核、急性脳症など)
・時事問題的な輸入感染症への対応(エボラ熱を想定した訓練など)

研究

・インフルエンザ肺炎あるいはデング熱重症化を予測するバイオマーカー開発(平成27年より呼吸器病センターとも共同)(多施設)
・医療従事者に対する百日咳予防の為のワクチン接種の安全性及び抗体価に関する研究(単施設)

お知らせ

 横浜市大センター病院は日本感染症学会の『蚊媒介感染症専門医療機関ネットワーク』に加盟しています。帰国後の発熱などで当院の診療科を受診した際に、デング熱・チクングニア熱・ジカ熱・マラリアなどが疑われる場合の診療支援を円滑に行えるように体制整備に努めています。
 当院にかかりつけの方で、帰国後に発熱が続く場合、担当医からの感染制御部への診療支援要請に応需しています。また、妊婦さんでジカ熱が疑われ、いわゆる『先天性ジカウイルス感染症』が心配な方は、かかりつけ産科医から当院の総合周産期母子医療センター宛ての紹介状を御持参下さい。

ご来院されるみなさまへのお願い

 感染予防のためには手指衛生(手洗い)が効果的です。患者さん、ご来院される方、職員を感染症から守るため、手指衛生(手洗い)の励行をお願い致します。

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