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高度救命救急センター

高度救命救急センター
部長  竹内 一郎

高度救命救急センター
部長代理  谷口 隼人

診療の特徴・特色

「地域のどこで倒れても、最高水準の救急医療を提供する」


横浜市立大学救急医学教室ホームページから(外部リンク)

当センターは、上記ポリシーの下、1990年に横浜市救急医療体制における3次救急医療機関として開設され、地域の救急医療の「最後の砦」として、緊急性の高い患者さんや重症患者さんを集約し、24時間体制で救急医療を行っています。当センター専任の救急科医師を中心に、同じく専任の脳神経外科、整形外科、形成外科、外科、循環器内科、精神科の各診療科の医師が密に連携しながら、最新の治療法や、エビデンス(科学的医学的根拠)・ガイドラインに基づいた医療を導入し、医療水準の向上と標準化を推し進めています。また大学病院としての使命を果たすべく、臨床研究・学生教育(医学生、救急救命士)にも力を入れております。さらには横浜市消防局と連携して医師の現場派遣(ドクターカー・YMAT(横浜救急医療チーム)を行い、傷病発生現場からの早期診療開始を実践しています。

主な対象疾患及び治療実績

「重症外傷、熱傷/切断肢、中毒/意識障害、呼吸/循環不全」

上記疾患の年間搬入患者数は1,500人以上であり、横浜横須賀地域の医療機関からの転院搬送が多いことが当センターの特徴です。センター病院という名の通り、横浜市南区だけでなく、地域の医療機関と連携し、広い範囲から重症患者の集約を行っています。その一つとして、当センターは横浜市重症外傷センターに指定されており、市内の重症外傷症例を集約し、治療成績向上に努めています。また当院は周産期母子総合医療センターでもあるため、地域の産院での分娩後出血性ショック症例等対して、産婦人科医とともに初期治療を行い、産科救急にも貢献しています。

(写真:多部位外傷に対して各種専門医が同時に介入)


2019年からは重症呼吸不全センターとしてECMO(体外式膜型人工肺)を用いた治療を積極的に行い、COVID-19に対してもその治療成績は全国平均よりも高い結果となっています。また動く集中治療室と呼ばれるECMO Car (mobile ICU car)を用いて、依頼先病院に赴き、ECMOを導入・安定化を図った上で搬送をするprimary ECMO transportも全国に先駆けて実施しております。

(写真:他院で重症化したCOVID-19患者のECMO搬送)

紹介していただく時の留意事項

当センターは横浜市の3次救急医療機関としてできる限り多くの救急患者さんの診療にあたれるよう日々病床運用を行っております。ご紹介いただく際には、当センターの救急外来の当番責任医師(救命センターリーダー医師)宛てにご連絡ください。

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