診療科・部門案内

消化器病センター

消化器病センター外科

上部消化管グループ

胃・食道・十二指腸(一部)の悪性・良性疾患に対する手術治療と、胃癌・食道癌に対する化学療法・放射線療法を多く行なっています

当グループでは主に胃癌、食道癌、消化管間質性腫瘍(GIST)などの悪性疾患に対する手術、薬物療法と食道裂孔ヘルニアや減量手術などの良性疾患手術を行なっております。手術に関してはロボット支援下手術や胸腔鏡・腹腔鏡手術といった低侵襲手術を中心に行なっており、患者さんにできるだけ負担の少ない手術を心がけております。

下部消化管グループ

消化器病センター外科下部消化管グループは、大腸がんに関する専門領域の歴史と知識と技術を基に、安全性、根治性と低侵襲性に加えて術後の生活の質(QOL: Quality of life)を考慮し、可能な限り個々の患者さんのご希望に応えられる根治的治療を目標にしています。

また、ご高齢、糖尿病、脂質代謝異常や心臓、肺、肝臓、腎臓(透析)、脳などに併存疾患をお持ちの大腸がんの患者さんも多くご紹介いただいております。大学病院の特徴として専門家が多岐にわたるため、他分野の医療スタッフやそれぞれの専門科チームとのスムーズな連携のもとに治療を進めていきます。

肝胆膵グループ

消化器領域の中で肝胆膵疾患の手術治療を行なっています。

消化器病センター外科・肝胆膵グループは、肝臓・胆道・膵臓疾患の外科的治療を行っております。2022年度の肝胆膵疾患の手術件数は121件で、転移性肝癌38件、原発性肝癌22例、膵臓癌23件、胆管癌4例、胆嚢癌2例でした。また、日本肝胆膵外科学会高度技能専門医、日本内視鏡外科学会技術認定医が所属しており、高難度手術から低侵襲手術まで、安全で根治性が高く、術後の生活の質を考慮した医療を提供しております。