診療科・部門案内

消化器病センター

肝胆膵グループ(外科)

患者さんへ

当診療科は、患者さんご自身で初診ご予約いただけます。

消化器病センターを初めて受診された場合、まずは治療方針決定のために「癌の状態」、「全身の健康状態」について検査を行います。
速やかに治療を開始するために、初診当日に可能な検査を行い、必要な検査(CT検査など)を予約します。
治療方針は、専門医がチームで協議のうえ決定します。

主な対応疾患と診療内容

癌の状態や肝臓含め全身の健康状態を検査し適切な治療方針を決定します。

手術療法

腫瘍の数や場所,肝臓の機能を考慮して術式を選択し、肝切除術を行なっています。他の病院で手術できない症例と診断された症例も化学療法や術前門脈塞栓術により手術が行えることもあります。
また,内視鏡外科技術認定医(肝臓)にる腹腔鏡下肝切除も腫瘍の部位や数によって施行しています。
※入院:1~2週間程度

膵癌や膵嚢胞性腫瘍,膵神経内分泌腫瘍など、消化器内科とも連携して診断と病状評価を行い、適切な治療方針を決定します。

手術療法

腫瘍の場所や進行度に応じて術式を選択し、切除術を行なっています。
・膵頭十二指腸切除術
・膵体尾部切除術(疾患や病状によって腹腔鏡下手術を行っています。)
※入院:2~3週間程度

胆道癌に分類される、胆嚢癌や遠位胆管癌、十二指腸乳頭部癌などについて、病変の広がりや進行度に応じて適切な治療方針を決定します。消化器内科と連携して、胆道ドレナージや化学療法施行後に手術を行うこともあります。

手術療法

遠位胆管癌、十二指腸乳頭部癌:膵頭十二指腸切除術
※入院:2~3週間程度
胆嚢癌:拡大胆嚢摘出術、肝切除術
※入院:1~2週間程度

主な検査・設備機器

肝癌や胆道癌、膵癌を含む膵疾患について病変の場所や、広がりを検査します。

肝癌など肝腫瘍の診断に有用です。また、胆道癌手術の際には診断や、安全な手術計画のために用いられます。

肝臓の機能を評価するのに有用な検査です。
インドシアニングリーンを注射し、肝臓でどれくらい分解されるかを検査いします。

施設認定

肝胆膵外科高度技能専門医修練施設B

診療実績

肝細胞癌手術 21
転移性肝癌手術 38
膵頭十二指腸切除術 23
膵体尾部切除術 9
肝細胞癌手術 14
転移性肝癌手術 37
膵頭十二指腸切除術 18
膵体尾部切除術 9
肝細胞癌手術 7
転移性肝癌手術 36
膵頭十二指腸切除術 22
膵体尾部切除術 4
肝細胞癌手術 15
転移性肝癌手術 33
膵頭十二指腸切除術 15
膵体尾部切除術 11
肝細胞癌手術 11
転移性肝癌手術 24
膵頭十二指腸切除術 10
膵体尾部切除術 7