内分泌・糖尿病内科
内分泌・糖尿病内科
部長 折目 和基
診療の特徴・特色
糖尿病に関しては、教育担当看護師、栄養士、臨床検査技師、リハビリテーション部(OT・PT)、糖尿病専門医からなるチームにより糖尿病教室などを開催し、患者さんに糖尿病を御理解いただくことを心がけております。
網膜症、腎症、神経障害、心筋梗塞などの合併症を有した糖尿病患者さんに関しては、関連した他科と協力し、診療を行っております。
1型糖尿病患者さんの治療に関してはカーボカウント、インスリンポンプ療法(SAP、HCL)を選択肢として提案し、血糖マネージメントの改善を図っております。
また、適応のある患者さんにはisCGM(間歇スキャン式持続血糖測定器)も積極的に導入しております。
内分泌疾患に関しては、下垂体、甲状腺、副甲状腺、副腎などの検査、診断、治療に至るまで診療を行っております。
現在、完全紹介制となっておりますが、病状が改善した際には近隣の医療機関に逆紹介し、他医療機関との病診連携に努めております。
主な対象疾患及び治療実績
外来
定期通院患者の内訳
・糖尿病 75%
食事療法のみ 10% 経口薬療法 50% インスリン療法 40%
・高脂血症 20%
・甲状腺疾患 5%
・内分泌疾患 5%
入院
・糖尿病 90%
教育入院・血糖コントロール・合併症
・内分泌疾患 10%
副腎疾患(原発性アルドステロン症、クッシング症候群、褐色細胞腫)、インスリノーマ、甲状腺疾患 下垂体疾患 副甲状腺疾患、その他
専門外来
紹介予約の方法(初診予約)
その他
地域医療連携への取り組み
近年糖尿病患者数は増加しており、糖尿病診療においては病診連携が重要となります。そこで当科は病診連携推進のための勉強会を年1~2回開催しておりトピック講演、症例検討を行っています。