精神科
診療科部長
(兼)後藤 隆久
診療案内
・統合失調症、抑うつ障害、双極性障害、認知症、器質性精神障害、不安症(パニック症や社交不安症)、摂食障害など一般精神疾患の薬物療法・精神療法
・発達と関連した障害の精査
・難治性統合失調症に対するクロザピン治療
・認知症鑑別外来
・復職支援デイケア(リワークプログラム)
特殊検査・処置・入院・手術のご案内
術式名称:修正型通電療法(m-ECT)
所要時間:入院・30分×6~12回
説 明:通電し脳を電気的に刺激することによって脳内に発作を誘発し、切迫した精神的なあるいは感情的な障害を改善する治療法です。薬物療法・精神療法で十分な改善が得られなかった方、あるいは重症な方、ご本人の苦痛が強く早期の改善が必要な方などに適応となります。麻酔科医の協力のもと全身麻酔によって完全に眠っている間に行いますので、患者さんの負担は軽く、安全性の高い治療です。
当科の特徴
精神科は非常に繊細なこころの内容を扱うことから、患者さんとの信頼関係の構築を大切にしています。不調を生じるまでの経緯を、脳科学的、心理的所見と、環境などの視点から総合的に理解するようにつとめ、迅速かつ適切な診断を行います。治療は科学的根拠に基づく薬物療法と精神療法を基本とし、必要に応じて認知行動療法、修正型通電療法などを導入しています。
当院の入院治療では基本的に的確な診断と治療導入に重点を置き、長期治療が必要な方は関連病院と緊密な連携を図って行っています。
紹介していただく時の留意事項
申込は精神科 児童精神科外来専用 紹介患者診療予約申込書と診療情報提供書を地域連携室へFAXしていただくようお願いいたします。予約日時の調整は当院から紹介元の医療機関にご連絡させていただきます。
専門外来・セカンドオピニオン
認知症疾患医療センター
認知症疾患医療センターは、おもに認知症の鑑別診断と、合併症、行動・心理症状(BPSD)への急性期対応など専門的診療、臨床研究を行っています。新患診察日は火曜日、木曜日と金曜日の午後で、週に6名の新患患者さんを予約診療でお受けしています。
復職支援デイケア
抑うつ障害で休職している患者さんを対象とした復職支援プログラムを行っています。週3日のショートケアで、集団認知療法、対人関係やオフィスワークのトレーニングなどのプログラムを実施しています。
セカンドオピニオン外来
当院以外の医療機関で治療中の患者さんが、診断や治療について、患者さんご自身やご家族が納得した上で決定できるように、当院の医師が意見を提供するものです。当院以外の医療機関で治療中の患者さんご本人、または御家族など本人の意思を代行できる方を対象とします。
※必ず主治医からの紹介状をご用意ください。ご用意いただけない場合はお引き受けできません。
※セカンドオピニオンは健康保険適用外のため、全額自己負担となります。