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当院の取組み

手術支援ロボット(ダ・ヴィンチ)による大腸癌手術について

横浜市立大学附属病院が提供する、次世代の大腸癌手術

ロボット手術認定を受けた専門医チームが
Da Vinci 5・da Vinci SP を用いた大腸手術を行っています。

横浜市立大学附属病院では、2026年より最新機種であるDa Vinci 5(ダビンチ5)および da Vinci SP を新たに導入し、既存のda Vinci Xi を含む国内有数の「3機種ロボット手術体制」を構築しました。
当院には、Da Vinci 5 および da Vinci SP の両機種を扱える医師が在籍しており、症例に応じて、最適なロボットを選択しています。
この体制により、患者さん一人ひとりの病状に合わせた
より精密で、より身体にやさしい大腸手術が可能になっています。

ロボット支援下大腸手術とは

ロボット支援下手術とは、外科医がロボット(DaVinci)を操作し、高精細3D画像を見ながら行う先進的な低侵襲手術です。

ロボット支援下大腸手術のメリット

  • 開腹手術と比較して傷が小さく、術後の痛みが少ない
  • 出血量が少ない
  • 早期回復・早期退院が期待できる
  • 排尿・排便・性機能など、生活の質(QOL)に配慮した手術が実現できる
 
さらに大腸癌手術では、特に以下の点で大きな利点があります。
 
  • 骨盤深部など狭く複雑な部位でも安定した操作が可能である
  • 人の手では難しい角度からの精密な剥離・縫合が可能である
  • 手ブレを完全に排除した再現性の高い手術が可能である
 
当院では、これらの特長を最大限に活かせる症例にロボット手術を選択しています。

Da Vinci 5 / da Vinci SP 導入で、何が変わったのか

◆ Da Vinci 5(最新世代ロボット)

 Da Vinci 5 は、これまで以上に「安全性」と「精密さ」を追求した最新モデルです。
 患者さんにとってのメリット:

  • 非常に安定した操作により、繊細な手術が可能
  • 難しい部位でも、正確で再現性の高い手術
  • 出血や合併症リスクの低減に配慮

「より難しい手術を、より安全に行うためのロボット」
それが Da Vinci 5 です。

◆ da Vinci SP(単孔式ロボット)

— 傷を最小限に、回復を早く —

 da Vinci SP は、最小限の創から手術を行う“単孔式ロボット”です。
※症例に応じて1~数箇所 小さな創を追加する場合があります。
 
患者さんにとってのメリット:
 
  • 傷が目立ちにくい・傷が少ない ※術式によります
  • 術後の痛みが少ない
  • 早期回復・早期退院が期待できる
     
「できるだけ傷を少なくしたい」
そんな患者さんにとって、大きな選択肢となります。

◆ 症例に応じた「最適なロボット選択」

 当院では
Da Vinci 5/SP/Xi を症例ごとに使い分け、
「使えるから使う」のではなく、患者さんにとって最善の方法を選択します。
※治療適応やメリットは患者さんごとに異なります。最終的な術式は十分な説明と相談のうえで決定します。
 

ロボット大腸癌手術 担当医ご紹介

消化器・一般外科  湯川 寛夫, 風間 慶佑, 渥美 陽介
消化器外科  田 鍾寛, 大矢 浩貴
 
・日本内視鏡外科学会 技術認定医(大腸)
・日本内視鏡外科学会 ロボット支援下手術認定プロクター(直腸・結腸)
・日本ロボット外科学会 Robo-Doc Pilot 認定
等の資格を有する経験豊富な専門医が、最新ロボット技術を用いてチームで手術を行います。
安心して治療を受けていただける体制を整えています。
 
直腸癌は2018年4月から、結腸癌は2022年4月から保険収載され、当院は施設認定を受けているため、保険診療となります。費用は通常の腹腔鏡下手術と同様となります。ロボット支援下手術の執刀は、ロボット手術術者認定証を有し、当院で定めた術者基準を満たした者が行います。

ご相談・受診について

ロボット支援下大腸手術に関するご相談は、
横浜市立大学附属病院 外科外来および消化器・一般外科/消化器外科 各担当医までお気軽にご相談ください。