YCU 横浜市立大学
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理学系 理学系

理学系

Faculty of Sciences

2019年4月より学部を再編しました。
再編後の学部についてはこちらをご覧ください。

自然現象を物質と生命の観点から多角的に捉え、
独自の能力を発揮できる人材を育てます。

COURSE理学系の3つのコース

物質科学コース

現代の先端科学技術を基礎から理解し、未来の技術へと展開できる人材を育成

物質の構造・性質・反応を自然科学の基本原理に基づいて、電子、原子のレベルで理解し、それらを自在に制御する物質科学の基礎を学習できます。この基礎的な学習が、物質創製・計算科学・計測科学へと展開し、現代の最先端科学技術であるナノサイエンス、新エネルギー開発、先端医療などに結びついています。

このような志向を持つ人に最適

  • 最先端科学技術・未来科学技術に興味がある
  • エネルギー・環境問題に関心がある
  • 自然現象を理解し、イノベーションしたい
  • 難しいサイエンスを分かり易く伝えたい

生命環境コース

生命の機能、環境、生物資源など、バイオ領域に秀でたフロントランナーを育成

動・植・微生物が見せる精緻で多様な生命現象、内外の環境に対する応答と適応の仕組みを、遺伝子、細胞、個体のレベルから体系的に教育します。ここで学べた科学知識や実験技術で、将来、器官再生研究や機能性食品開発、生命圏の維持など、次世代に必要な生命科学をリードし、安全で豊かな地球環境づくりに取り組める研究人、産業人を育みます。

このような志向を持つ人に最適

  • 生命現象を遺伝子と環境のレベルから理解したい
  • 資源や環境問題を生命の観点から取り組みたい
  • 生命の仕組みを科学的な切り口で理解し、役立てたい
  • 生き物が好きで、研究者や教師など、専門分野で活躍したい

生命医科学コース

21世紀に求められる生命医科学分野のエキスパートの養成

生命現象を原子・分子のレベルで学習し、生命医科学の独創的な研究に携わる人材を養成します。本コースの特徴は医学系と理学系の教員によるハイブリッド型の教育を行うことで、生体物質の構造・機能に関する物質科学と生体の機能・病態に関する医科学の双方を学び、新たな生命医科学分野を切り開くパイオニア的な研究者や産業人を育成します。

このような志向を持つ人に最適

  • 生命現象の解明に意欲的に打ち込みたい
  • 最先端の科学技術を習得したい
  • 生命科学と医療の両面から社会問題を解決したい
  • 生命科学や医療に関連した仕事や研究に興味がある

理学系について

育成目標

 物理学・化学・生物学・地学・数学分野を統合的に理解して自然現象を物質と生命の観点から多角的に捉えることを目指しています。理学に携わる人間には、社会における自然科学の意義を認識し、自らのテーマを社会に説明する能力も求められます。専門分野においては自らの研究テーマを追究するための理論の修得や実験手法への習熟はもとより、計画立案能力、研究成果を国際的舞台で発表する豊かな表現力、他分野の研究者とも円滑にコミュニケーションを図れる能力が必要です。理学系では共通教養とも連携してこのような基礎を構築しつつ、専門分野においては学問的背景に根ざしたオリジナルな研究を展開できる人材を育成します。

物質と生命をキーワードとする未来社会を支えるサイエンス・イノベーション

 物質科学コースではものづくり・実験的計測・理論的予測の観点から、生命環境コースでは生命の機能・生物多様性・生物資源利用の観点から、生命医科学コースでは生体物質の構造と機能・生体機能と病態/医学の観点から、未来社会を支えるサイエンスの新領域を開拓します。理学系のカリキュラムは、真理の探究や新領域の開拓を実現するための土台となる基礎力を、しっかりと身につけることを主眼に置いています。理学の専門知識や実験技術と、論理的な思考力や課題解決能力とが高度に調和した真の基礎力が段階的にじっくりと培われるように、3コースの教員全員が相互に協力し合って、コース横断的な教育を行います。

国際総合科学部International College of Arts and Sciences