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脳神経外科 磯崎潤助教が日本血管内治療学会学術総会にて優秀演題賞を受賞しました
脳神経外科助教の磯崎潤と申します。
本年7月に御茶ノ水で開催された第32回日本血管内治療学会(JSEI)学術総会において、当院の症例をもとに発表した「頭蓋底中央部骨折の形態学的分類に基づく内頚動脈損傷リスクの検討」が、優秀演題賞を受賞しましたので、ご報告申し上げます。
本研究は、小野寺英孝先生(現・横浜市立大学附属病院所属)、大竹誠先生(当院高度救命救急センター所属)のご指導のもと実施したものです。
研究内容としましては、当院に搬送された頭部外傷患者さんのうち、トルコ鞍近傍を走行する頭蓋底中央部骨折を認めた患者さんを対象に、骨折形態と外傷性内頚動脈損傷との関連を後方視的に検討しました。骨折形態を分類した結果、横断型の骨折では、他の骨折型と比較して内頚動脈損傷が有意に多く認められました。この結果から、頭蓋底横断骨折が内頚動脈損傷のリスクを示す画像所見となる可能性が示唆されました。本研究は、今後予定している力学的解析による発症メカニズムの検証に向けた、予備的な臨床研究として位置づけられるものです。
今後も研究を重ね、頭部外傷に伴う血管損傷の早期発見と適切な治療につなげることで、患者さんにより安全で質の高い医療を提供できるよう努めてまいります。
