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ベトナムの学会にて黒田晋之介医師(生殖医療センター)が最先端の男性不妊治療について招待講演を行いました
当院の生殖医療センター助教の黒田晋之介医師が、ベトナムで2025年8月21日から25日の5日間行われた「VUNA HUNA 2025(ベトナム ホーチミン腎泌尿器科学会総会2025)」と、ホーチミン大学医療センターにて、専門である男性不妊治療について招待講演を行いました。
VUNA HUNA 2025
演題:Seeking Biomarkers in Male Infertility: From the Clinical Point of View (男性不妊におけるバイオマーカーの探索:臨床の視点から)


Vietnam Urology and Nephrology Association: VUNA(ベトナム腎泌尿器学会)はベトナムで最も大きな泌尿器科学会であり、今年はHo Chi Minh City Urology and Nephrology Association: HUNA(ホーチミン腎泌尿器学会)と合同でニャチャンという都市で開催されました。学会のInternational Collaboration Forumにて、各国の泌尿器科の先生と共に招待講演を行いました。テーマは泌尿器科全般であり、癌や排尿障害、尿路結石、男性不妊など幅広い領域における各国での最新の知見を発表・議論するセッションでした。その中で黒田医師は男性不妊領域の世界および日本の現状について、また横浜市立大学でのこれまでのバイオマーカー研究の研究成果、今後期待されるマーカーや将来の展望などについて発表しました。会場の先生たちからは様々質問があり、男性不妊が専門ではない泌尿器科医の先生からも分かりやすい発表だったと意見をいただきました。
ホーチミン大学医療センター
演題:Erectile Dysfunction and Male Infertility (勃起障害と男性不妊症)


ニャチャンでの学会後、ホーチミン大学医療センター(University Medical Center Ho Chi Minh City: UMC HCMC)において開催されたシンポジウム: Erectile Dysfunction and Male Reproductive Healthにおいても黒田医師が招聘講演を行いました。男性不妊症の原因の中で性機能障害が占める割合は近年増加しています。不妊治療中である人たちは時間的な制約や、パートナーからのプレッシャーなどから精神的な問題で勃起障害を起こす(心因性ED)ことがあります。薬物治療が有効であることが知られている一方で、カウンセリングや時間をかけた治療との組み合わせが有用であること、不妊治療中の場合には人工授精・体外受精などと組み合わせて挙児と問題を分けて考えるなどの対応が現場ではしばしば行われることなどを発表しました。その他にはベトナムからの男性不妊・機能温存手術についての発表や、インドネシアの性機能エキスパートからの難治性EDについての発表もありました
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ベトナムでは性機能障害や不妊治療への関心が高まっており注目されています。ホーチミン大学医療センターでは、テレビの取材も受けました。
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講演内容は同日および後日にベトナムの国営チャンネル(VTV9)、Toutre TV、ホーチミンシティのチャンネルで放送されました。