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診療科・部門案内

緩和医療科

患者さん向けの痛みの治療法について

がん患者さんの痛みについて

がんの治療経過において、痛みは多く見られる症状のひとつです。痛みを我慢していると体力を消耗し、治療自体や気持ちにも影響することがあるので、適切に対応することが重要です。痛みの原因はがんによるものであることが多いですが、必ずしもそうではなく、もともとの頚椎症や筋肉の凝りが原因であることもあります。

評価について

痛みは主観的な感覚であり、検査値などでは評価できないため、痛みがある場合はご自身の言葉で伝えていただくことが大切です。いつから痛みを感じるようになったのか、痛みの原因は何か、痛みの強さはどの程度か、どのような性状なのか、どのような時に強くなる・改善するのか、日常生活への支障はあるか、などが評価に重要になります。痛みの強さを表す際に、10段階評価で尋ねる方法や、人の顔の表情を用いて尋ねる方法などがあります。痛みの原因を探すために、CTやMRIなどの画像検査を行うこともあります。

治療について

NSAIDs(非ステロイド性消炎鎮痛薬)、アセトアミノフェン(カロナール®)、医療用麻薬などの鎮痛薬を用いた薬物療法が基本となります。お薬に対する誤解や不安がないよう、しっかり説明や副作用対策をしながら対応します。当院では、ここ数年で難治性疼痛に対しメサドン(メサペイン®)の使用件数が増えており、経験豊富なのも特徴です。薬物療法以外では、放射線治療や神経ブロック療法などの方法もあります。

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【重要なお知らせ】津波注意報発表による当院の外来診療について(2025/07/30)

外来予定の患者様・ご家族の皆様

本日、8時25分頃に発生したカムチャッカ半島付近の地震により、
現在、東京湾内湾では津波注意報が発表されております。
通常通り診療を行っておりますが、一部公共交通機関の運休等が発生しているため、お越しになる際やお帰りの際は十分ご注意いただきますようお願いいたします。
なお、交通機関の運休等によりお越しになれない場合、お電話等のご連絡は必要ございません。
予約変更等につきましては、後日、あらためてご連絡ください。
また、今後、気象庁等からの発表によって診療体制を変更する場合がありますので、その際はあらためて当ホームページ等にてご連絡をさせていただきます。