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ロボティックアーム手術支援システム(人工股関節・膝関節置換術)

手術支援ロボット(Makoシステム)のご案内

Makoシステムとは、日本で初めて承認された整形外科におけるロボティックアーム手術支援システムです。当院では2020年10月より全国の国公立大学病院で初めて人工膝関節置換および人工股関節置換の手術をこのMakoシステムにて行っています。
※ロボティックアームとは、「人の手の代わりに操作を行う機械の腕(アーム)」のこと

手術支援ロボット(Makoシステム)とは

当院で導入したMakoシステムは人工関節に置き換える手術の際、術中に医師が操作し、傷んだ骨を削るために使われます。また、CTなどによる3次元画像データをもとに治療計画をたて、あらかじめこれらのデータをインプットすることで、計画にない部位にさしかかると自動で止まる仕組みになっていることから計画外の動きを制御できるため靭帯や血管などの関節周辺の組織を保護し、安全かつ正確な手術が可能になります。
なお、Makoシステムを使用した人工股関節置換術は2019年6月、人工膝関節置換術は2019年7月にそれぞれ厚生労働省の承認を得て保険適応となっています。

Makoシステム
ロボティックアーム本体(左) カメラスタンド(中央) ガイダンスモジュール(右)

※人工股関節置換術用アーム部

※人工膝関節置換術用アーム部

手術支援ロボット(Makoシステム)の特徴

正確で安全な手術を支援

手術ナビゲーションの技術を応用し、術中の手術器械の位置を表示しながら正確な位置へ誘導します。また、計画外の範囲にさしかかると自動的に制御する機能を搭載し、患部周辺組織を保護します。

術者が主体的に操作

Makoシステムは医師の手術手技をサポートする役割を果たします。そのため、術者である医師が直接操作し、常に医師の判断のもとで使用します。

術後の疼痛の軽減

ロボティックアームを用いて人工関節全置換術を行うと人工関節の設置精度の向上が認められます。また、さらに人工股関節全置換術では術後の脱臼率の低減、人工膝関節全置換術で疼痛の軽減および早期リハビリ開始などのメリットが期待できます。

これらより、安全で術式の疼痛も少なく治療期間が短縮するなど、変形性股関節症や変形性膝関節などで悩む多くの患者さんの術後のQOL(クオリティ・オブ・ライフ)を向上させることが可能になります。

稲葉教授が語る手術支援ロボット(Makoシステム)の魅力

当科では股関節の人工関節置換術、骨切り術に対して15年前よりコンピュータナビゲーションを使用してきました。コンピュータナビゲーションを使用することにより非常に正確な手術を行うことが出来ますが、この度導入されたロボットはさらに正確な手術が可能となります。
この手術支援ロボットは2019年6月に厚生労働省の承認を得ましたが、当科では共同研究で2019年10月から人工股関節全置換術に使用してきました。2019年10月~2020年9月までの1年間は共同研究での使用でしたが、2020年10月からは正式導入して使用しております。現在までに約80例で使用しましたが、合併症は1例もなく、非常に正確で良好な結果を得ております。

手術支援ロボット(Makoシステム)を使用した人工股関節置換術

Makoシステムを使用した、人工関節置換術に関する手術の流れや方法について動画でご説明いたします。この治療は保険診療で受けることができます。詳細につきましてはお問い合わせください。

人工膝関節置換術


人工股関節置換術

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