患者サポートセンターでは、患者さんやご家族が療養上に抱える様々な不安や悩みの解決をお手伝いするため、看護師やソーシャルワーカー等の専門職がご相談をお受けしております。
ご相談内容 | |
---|---|
病気や障害に伴う不安 | 看護師 ソーシャルワーカー(社会福祉士) |
在宅医療や介護に関する不安 | |
がんに関わる療養上の相談* | |
医療費や生活費の心配 | ソーシャルワーカー(社会福祉士) |
転院や施設入所に関する相談 | |
健康保険、年金、社会福祉制度 (介護保険・障害者手帳など)の利用に関する相談 |
|
治療と仕事の両立や休職に関する相談 | |
かかりつけ医のご紹介 | 看護師、事務職員 |
当院に対するご意見 | |
医療安全に関すること | |
臨床研究・先進医療・患者申出療養 治験等に関するご相談 |
|
看護師の特定行為に関するご相談 | |
その他のご相談 |
【受付時間】
相談時間:月曜日~金曜日(祝日を除く)9時~17時
場所:2階 患者サポートセンター2番窓口
電話:045-787-2800(代)
CLSは、子どもたち一人ひとりの「病院の経験」をよりストレスや不安の少ないものにし、その子自身が本来持つ『乗り越える力』を発揮できるように支援する専門職です。子どもにとって生活の中心である「遊び」を取り入れ、成長・発達を促すだけではなく、療養環境においてもその子らしく過ごせるように介入しています。
検査・処置前に人形やお医者さんごっこのセット、医療資材を使いながら、子どもの年齢・発達に合わせた分かりやすい言葉で子どもたちに説明し、心の準備の支援を行います。子どもたちがどのように検査や処置を受けたいかを話し合い、子どもたちが自己コントロール感を得ながら主体的に治療に参加できることを目指しています。
検査や処置中に子どもが興味のあるおもちゃやタブレットを使用したり、適宜声かけを行うことで、子どもの心の中が不安や恐怖でいっぱいにならないようサポートします。検査や処置自体ではなく、別のものに集中することで身体的・心理的な痛みの軽減を目指しています。
1)日常的な遊び
工作やボードゲーム、カードゲーム、絵本を読む等、病院にいても子どもたちが子どもらしく過ごせるようにそれぞれの興味・関心に合わせたアクティビティ(遊び)を提供しています。
2)治癒的遊び(セラピューティックプレイ)
入院生活の中で不安や葛藤等、様々な感情を抱く子どもが、適切かつ安全な方法で感情を表出できるように関わります。子どもが自分自身の心を癒しコーピングスキル(対処法)を促進させることを目的とした遊びを提供しています。
きょうだい児は家族の入院によって様々な感情を抱き、混乱することがありますが、患者を支える家族の大切な一員です。患児の病気について分かりやすい説明をしたり、その時々のニーズに合った支援を提供しながら、きょうだい児を取り残さずにチームの一員として乗り越えていけるようサポートしています。
大切な家族とお別れしなければならない時、少しでも穏やかで温かい時間が過ごせるよう、ご家族の希望を丁寧に伺いながらサポートしています。
子どもを持つ成人患者に対して、子どもへの関わり方のアドバイスや病気の伝え方の相談に乗ったり、親子を繋ぐアクティビティを提供しながら、家族で大きなライフイベントを乗り越えていけるよう支援しています。
診断や病名告知に伴う心理社会的支援、子どもに優しい環境作り、復学支援等も適宜行っています。