YCU 横浜市立大学
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4日目/8月22日(金)

第6回 サイエンス・サマープログラム 4日目 講義風景(1)

Practical Class 2:Data-mining of metabolomic information obtained by NMR

菊地淳客員教授は患者の尿のサンプルをメタボロミクス分析する実習を行い、数学的なツールが、異なった小さな分子の分析物の相関関係を見るためにどのように使われるのか、そして病気の検出にどのように使われるのかについて、説明しました。この数学の力は大きなチャレンジです!
第6回 サイエンス・サマープログラム 4日目 講義風景(2)
第6回 サイエンス・サマープログラム 4日目 講義風景(3)

Lecture 5:Exploring invisible states of proteins by NMR spectroscopy

高橋栄夫教授は、現代のNMRが持っている、タンパク質分子の中身を見たり動きを観察したりできる能力について説明しました。ほぼすべてのタンパク質には決まった形があるだけでなく、大きく振動します。
第6回 サイエンス・サマープログラム 4日目 講義風景(4)
そしてこの動きはタンパク質の機能にとって重要なものです。NMRは、タンパク質がどのように動くか、そして細胞にある分子が結合する際にどのようにその動きが変わるのかを理解するのに、理想的な技術です。
第6回 サイエンス・サマープログラム 4日目 講義風景(5)

Lecture 6:Can we build medical nanorobots from biological machines?

ジョナサン・ヘドル博士は、体内に入り、分子レベルで身体の修復を簡単に行うことで病気を治癒する極めて小さいロボットを製作する夢について語りました。
第6回 サイエンス・サマープログラム 4日目 講義風景(6)
サイエンスにおけるフィクションは現実とは乖離している一方で、私たちが望む2次元、3次元の形を持ったDNAやタンパク質分子の設計をすることができるようになりつつあります。ここ数年、進歩のスピードは目覚ましく、タンパク質の設計は医学的な利用に限らず、工学的なプロセスにおいても主流となりつつあります。
第6回 サイエンス・サマープログラム 4日目 講義風景(7)

Lecture 7:Plant cells - the green factories of the future

ジェニー・モーティマー博士は、遺伝子工学や数多くある栄養食物の将来性について話しました。
第6回 サイエンス・サマープログラム 4日目 講義風景(8)
また、バイオ燃料についてと、植物の糖質構成要素を操作することで分解しやすい植物性細胞壁をいかに容易に作ることができるようになり、そして、素早くかつ簡単に新しい燃料資源へと変換することが可能になったのかについても話しました。
第6回 サイエンス・サマープログラム 4日目 講義風景(9)

Special Facility Tour

急きょ、明石知子准教授が質量分析(MS)装置を紹介してくださることになり、タンパク質の構造解析について説明しました。
第6回 サイエンス・サマープログラム 4日目 講義風景(10)
先生の説明を聴きながら、学生は興味深く分析装置の内側をじっくりと見ていました。
第6回 サイエンス・サマープログラム 4日目 講義風景(11)

第6回 サイエンス・サマープログラム 2014Science Summer Program