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第3回経営審議会

第3回経営審議会

議事録

日 時:成19年6月21日(木) 10時00分~12時05分
会 場:金沢八景キャンパス大会議室
出席者:宝田理事長、ストロナク副理事長(学長)、松浦副理事長、今田(忠)理事、今田(敏)理事(附属病院長)、奥田理事(副学長)、清成理事、 嶋田理事(医学部長)、
田中理事(事務局長)、馬場理事、福井理事、岡田理事(副学長)南理事、足立監事 、長峯監事

議事

1 平成19年度第2回経営審議会について
「平成19年度第2回経営審議会議事録」について説明があった。

2 平成19年度第2回教育研究審議会について
平成19年度第1回教育研究審議会について説明があった。

3 臨時教育研究審議会について
臨時教育研究審議会について説明があった。

4 第3回経営会議について
第3回経営会議について説明があった。

5 平成18年度公立大学法人横浜市立大学の年度計画における業務の実績報告書(案)について
 平成18年度公立大学法人横浜市立大学の年度計画における業務の実績報告書(案)について説明があり、以下のような意見交換が行われた。 ・法人評価委員会のヒアリングにおいて、「項目により軽重、ウェイトの偏りがあり、計画を立てる際にある程度項目のウェイトをそろえておかなければ、客観性が保てないのではないか」といったご意見や、「B評価に集中する傾向があり、Aに近いBやCに近いB が混在しているようだが、もう少しシビアに評価をつけるべきではないか」といったご意見をいただいた。
・業務実績に対する評価もGPAと同じように、4点満点の点数による評価とする方法もある。
・評価が甘いかどうかではなく、評価の基準やプロセスを学外にもはっきりと説明できるようにすることが重要だと思う。
・報告書の提出にあたり、字句等の一部修正を行う必要があった場合、理事長一任とした。

6 平成18年度決算概要について
平成18年度決算概要について説明があった。

7 臨床試験の専門職大学院の文部科学省への設置申請について
 臨床試験の専門職大学院の文部科学省への設置申請について説明があり、以下のような意見交換が行われた。
・改めてニーズ調査を実施した結果、予定定員に対してある程度のニーズが確認できた。
・教育研究審議会において、申請内容について審議した結果、まだ内容が充分ではないという結論に至り、その結果を踏まえて今年度は設置申請は見送ることにした。
・今後は大学院改革プロジェクト等で、医学部や病院を含めたメンバーで設置に向けた再検討を進めていく。医学研究科の中に一専攻として設けるという考え方もあるが、特色を活かすために独立させるという方法もあり、責任体制をどのようにしていくのか、教職員をどうするのかといったことについて検討していく必要がある。
・今後、製薬会社が日本で臨床試験を積極的に行いたいと思うような環境を作っていかなければならない。臨床試験に携わる人材の育成に関するニーズはある。市大の臨床系の教員は、現場にスタッフがいれば、もっと臨床試験の分野に携わっていけるだろうと考えており、そういう意味で今はチャンスではあるが、5年後の見直しは必要である。5年後には、さらに5人の教員を採用する必要があるということで、人件費が上がると、もうやめた方が良いということになるのか、あるいはどれだけの人材を育成し、両病院が魅力を増してレベルアップを図れたか、患者の評価を得ることが出来たのかといったことを考慮し、経営面と人材育成による地域貢献の両方の観点から見直すことになると思う。
・文部科学省への申請についてはもっと理事会主導で行うべきだと思う。法人が新しいことを始めるのだから、教学サイドには意見を求めるが、理事会マターで実行すべきではないか。
このような件については、市や法人のポリシーをもっと反映させなければならないと思う。
・何かを新たに始める際には、教員の負担は増えないという保証をしっかりしておかなければ、教員の合意を得るのは難しいのではないか。法人サイドが責任を持って処理するという姿勢を示さなければ、教員はついてこない。来年以降、進め方の仕組みを変えない以上、また同じような問題が発生するのではないか。

8 平成18年度医療安全管理の取組について
平成18年度医療安全管理の取組について報告があった。

9 平成18年度広報実態調査報告及び平成19年度広報計画(案)について
平成18年度広報実態調査報告及び平成19年度広報計画(案)について報告があり、以下のような意見交換が行われた。
 ・広報活動は大変重要なウェイトを占めている。大学の持っているシーズを広く学生や市民、地域に示し、伝えていく必要があり、そのためにこのように計画、分析することは大切である。

10 その他
【本学卒業生伊藤雅俊氏からの本学へのご寄附について】
・馬場理事のご高配により、本学卒業生である伊藤雅俊氏から本学へご寄附をいただいた。伊藤基金(仮称)(有価証券による基金)と位置づけた上で、その配当収入により大学事業に活用すること、及び記念講演会等を開催していくことが報告された。
【附属病院特別室の病床の一部休止について】
・附属病院における看護師の配置について、6月末に一定の退職が見込まれるため、看護師へのこれ以上の負担は安全対策上好ましくないといった判断から、7月1日より附属病院特別室の病床を一部休止することとした。これから努力して1日も早く看護師を採用し、再開したい。
【看護師選考の地方会場について】
・オンワード樫山に昨年度、看護職員選考の地方会場を提供していただいたが、今年度は札幌、仙台、福岡に加えて広島でもご協力いただけることになった。

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