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第7回教育研究審議会議事録

第7回教育研究審議会議事録

議事録

日 時:平成26年2月4日(火)16:30~17:55
会 場:大会議室
委 員:
布施学長、重田副学長、窪田副学長、金子副学長(学術院担当)、岡田国際総合科学部長、倉持都市社会文化研究科長、三浦国際マネジメント研究科長、五嶋医学研究科長、篠崎国際総合科学群長、梅村医学群長、齋藤医学部長、叶谷医学部看護学科長、荻原生命ナノシステム科学研究科長、西村生命医科学研究科長、白石学術情報センター長、平野先端医科学研究センター長、土肥高輝度光科学研究センター理事長、西村慶應義塾大学文学部教授、関事務局長、斉藤学務・教務部長
欠 席:
平原附属病院長、平安附属市民総合医療センター病院長

議 事

1 前回議事録について
 前回議事録について確認し、了承された。

2 審議事項
 (1) 医学部医学科における大学学則変更について
 福浦キャンパス学務・教務担当係長から、資料に基づき、医学部医学科の教室体験演習の単位数を変更するカリキュラム変更に伴い、横浜市立大学学則を変更することの説明があり、審議の結果、承認された。
 (2) 医学研究科医科学専攻カリキュラム変更に伴う大学院学則変更について
 福浦キャンパス大学院担当係長から、資料に基づき、医学研究科医科学専攻において基礎系と臨床系の連携を強化し、国際化に対応できるカリキュラム改正を行うため、横浜市立大学大学院学則を変更することについて説明があり、審議の結果、承認された。
 修了要件の変更も合わせて行わないかとの質問があり、修了要件30単位以上は変わらないとの説明に対して、修了要件における履修科目数が少なくなるのではないかとの意見があった。このことについて、今回の改正による選択科目の単位数増については、各科目の講座実施時間数の実態に即したものであり、研究領域に関わる科目を院生に履修するよう教員から指導する事で、質を確保できるとの説明があった。
 (3) 医学研究科博士課程定員増に伴う大学院学則変更等について
 福浦キャンパス大学院担当係長より、資料に基づき、医学研究科博士課程の定員を60名から70名に定員増することに伴い横浜市立大学大学院学則を変更すること、及び論文博士の語学試験について受験料を徴収することの説明があり、審議の結果、承認された。
 国の方針では、大学院教育に力を入れて課程博士に重点を置き、論文博士は減らすことを勧奨している事について、本学の方向性は添うものかとの質問があり、本学としては課程博士を増やす方向である事、一方、博士取得希望者の中には、社会人で通学が困難な場合や臨床研究で研究成果を上げるのに長い期間を要することが多いため、論文博士で学位が取得できる選択肢も残しておきたいとの説明があった。
 (4) 横浜市立大学学位規則の改正について
 学習・教育担当係長から、資料に基づき、「文部科学省学位規則」の一部改正に伴う博士論文等のインターネット利用による公表への対応し、あわせて学位授与の要件を明確化するため、「横浜市立大学学位規程の改正」をおこなうことについて説明があり、審議の結果、承認された。
学位論文の審査方法について、どのように明示しているとの質問があり、各研究科において審査内規を制定し、学位審査の手引きを学生に配布していると説明があった。
 (5) キャリア支援センターの設置について
 キャリア支援担当係長から、資料に基づき、「キャリア形成支援委員会」での審議を経て、平成26年4月1日に「キャリア支援センター」を設置すること、それに伴い「公立大学法人横浜市立大学キャリア支援センター設置規程」を制定し、併せて「公立大学法人横浜市立大学キャリア形成支援委員会規程」の一部改正を行うことについて説明があり、審議の結果、承認された。
 キャリア支援センターの学内組織体制はどのようになっているかとの質問があり、事務局であるキャリア支援課は学務・教務部に属し、各キャンパスには、キャリア支援課兼務の担当係長を置き、キャリア形成支援委員会を開催している。キャリア支援センターにすることにより、センター長には教員が任命され、教職員協働で学生のキャリア形成を支援できる体制になるとの説明があった。さらに、医学部医学科、看護学科、2つの附属病院とも密に連携を行い、医師や看護師のキャリアアップにもつなげていくべきとの意見が出された。
また、本学の卒業生を財産としてとらえ、卒業生の情報を絶えず把握し、活用できるような体制を整理すべきとの意見があった。
 (6) 大学機関別認証評価の評価機関の選定及び選択評価の受審について
 学術戦略担当係長から、資料に基づき、平成27年度受審予定の大学機関別認証評価の評価機関について、「独立行政法人大学評価・学位授与機構」を選定したこと、選択評価については、大学機関別選択評価事項A「研究活動の状況」、選択評価事項B「地域貢献活動の状況」を受審すること、及び今後の認証評価スケジュールについて説明があり、審議の結果、承認された。
 前回の認証評価結果を教育・研究改善にどのようにつなげているかとの質問があり、本学では、教育研究自己点検評価委員会において、各学部、研究科の自己点検を行っているとの説明があった。また、現在の認証評価は、中期計画に基づいて達成度を計るものであり、今回の選択評価事項C「教育の国際化の状況」については、留学生数など定量的評価が中心であるため、本学の質的な取組が評価されない懸念があるので受審を見送ったとの説明があった。
 (7) 公立大学法人横浜市立大学と公益財団法人がん研究会との教育研究についての連携・協力に関する協定書の締結について
 福浦キャンパス大学院担当係長から、資料に基づき、公益財団法人がん研究会との間において「教育研究についての連携・教育に関する協定書」及び「協定書に係る覚書」を締結することについて説明があり、審議の結果、承認された。

3 報告事項
 (1) ワシントン大学への学生派遣について
 福浦キャンパス学務・教務担当係長から資料に基づき、麻酔科の病棟実習プログラムとして、医学部医学科5年生、6年生をワシントン大学に派遣する。派遣人数は毎年4名を上限とし、まず麻酔科の教員に希望を募り、希望者が4名を下回った場合に、学生の希望を募ることの報告があった。
 (2) 第10回神奈川産学チャレンジプログラム参加報告について
 学習・教育担当係長から資料に基づき、国際総合科学部学生24チーム計76人が第10回神奈川県産学チャレンジプログラムに参加し12チームが最優秀賞及び優秀賞を受賞したことが報告された。
 プログラムの成果が製品化されることもあるのかとの質問があり、まだ、製品化するまでの話は出ていないとの説明があった。
 (3) 大学ポートレート(仮称)の参加について
 学術戦略担当係長から資料に基づき、大学の積極的な情報発信の促進や認証評価機関等への情報提供の負担軽減、及び他大学とのデータ比較・分析に活用をすることを目的に、大学認証評価・学位授与機構が準備を進めている「大学ポートレート(仮称)」に参加することについて報告があった。

4 その他
 平成26年度教育研究審議会及び教育研究会議の日程案について
 学術戦略担当係長から、資料に基づき、平成26年度教育研究審議会及び教育研究会議の日程案について説明があった。

以上 

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