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足立准教授の研究が英国の科学専門誌Nucleic Acids Researchに掲載

 足立准教授(国際総合科学部 環境生命コース・大学院国際総合科学研究科 理学・バイオ専攻)らのグループによる研究「Loss of DNA ligase IV prevents recognition of DNA by double-strand break repair proteins XRCC4 and XLF」が、英国の科学専門誌Nucleic Acids Research (IF=7) に掲載されます。この論文は、米国ジョンズホプキンス大学Hanakahi博士らとの共同研究による成果です。

研究概要

 本研究では、ヒト由来の培養細胞を用いて、アデノウイルス感染後に引き起こされる非相同DNA末端連結(NHEJ;ゲノム上に生じたDNA二重鎖切断を元通りにする修復反応)の機能障害についての詳細な解析を行いました。その結果、ウイルス感染後に起こるDNA ligase IV(NHEJに必須なDNA連結酵素)の分解に伴って、XRCC4およびXLFのDNA結合能が消失していることがわかりました。また、ヒトDNA ligase IV遺伝子を破壊した細胞を使った解析から、ウイルス感染の有無にかかわらず、DNA ligase IV非存在下ではXRCC4とXLFのDNA結合能が消失することを明らかにしました。XRCC4とXLFは細胞内でDNA ligase IVと複合体を形成しており、その生理的意義についてはよくわかっていませんが、本研究によってXRCC4とXLFがDNA ligase IVに依存しない未知の役割を担っていることが示唆されました。この成果は、今後NHEJの分子機構の詳細を明らかにしていくうえで重要な手がかりとなるでしょう。