委員長挨拶

　医学科学生支援委員会は、医学科生の学生生活に関わるさまざまな問題について、支援策などを協議・実施してゆくための組織です。本学では、平成２４年度から、学年担任と統括担任からなる担任制が導入されましたが、本委員会は各学年の学年担任によって構成されており、学生が直面している問題や悩みに速やかに対応できる体制づくりといったソフト面の他、学習・生活や課外活動に関する設備の改善といったハード面における課題にも取り組んでいます。
　また、本委員会では、学生からの意見や要望を直接聞く場として、学生懇談会を主催しています。こうした活動を通じて、ひとりひとりの学生が、充実した学生生活を送ることができる環境を実現してゆきたいと思っています。 

　知識と知恵に長け、社会性があり、人柄のよい学生を得ることは、医学部の将来にとって重要な課題です。当委員会のミッションは、(1)そのような学生を得るにはどのような選抜方法があるか、(2)限られた条件の中で入試方法をどのように改革すればよいか、の2点であり、具体的には、前者では前委員会で議論されてきた推薦・指定校制度の問題、後者は面接や小論文の在り方について検討を行います。いずれも委員会だけの問題ではなく、横浜市立大学そのもの問題であるので、委員以外の方々からも意見を頂きたいと考えています。