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身体拘束最小化チーム

活動紹介

活動概要

身体拘束とは、医療上の安全確保と保護を目的に、行動を制限する行為です。しかし、本人の自由を奪うだけでなく、筋力の低下や認知機能の悪化にもつながる恐れがあります。そのため、安全確保と自由の保障、そして患者さん一人ひとりの尊厳を守ることのバランスを常に考える必要があります。
身体拘束最小化チームは、患者さんの安全を守り、尊厳を大切にしながら、できる限り身体拘束を行わない医療を実現するために、多職種で身体拘束の必要性や代替手段を検討し、身体拘束の予防、早期解除、最小化に取り組んでいます。

上位委員会

医療の質向上委員会

メンバー

職 種:医師、看護師、薬剤師、作業療法士、ソーシャルワーカー、医療の質管理部、医療安全管理部 (計13名)

事務局:医療の質管理部、医事課 情報管理・分析担当(計3名)

活動日

月2回:カンファレンス・病棟ラウンド
月1回:定例会

支援対象

精神科を除く全診療科・入院病棟

具体的な活動内容

  1. 身体拘束最小化チームのラウンド:2回/月
  2. 身体拘束実施状況の把握:1回/月
  3. 身体拘束最小化チーム定例会議開催:1回/月
  4. 全職員へ向けた研修(e-learning):1回/年
  5. 「身体拘束最小化のための指針」の定期的見直し:1回/年
  6. 身体拘束最小化チームニュースレターの発行:2回/年

アピールポイント

身体拘束最小化チームは、令和7年に発足した比較的新しい組織横断的医療チームです。医師を
リーダーとし、医師・看護師・薬剤師・OT・SWが組織横断的に連携し、各病棟・診療科への支援を通じて、身体拘束の最小化を目指しています。
令和7年度は、指針やマニュアルに沿った適正な運用ができることを進めてきました。具体的には、開始時のアセスメント、同意書取得や指示の適正化、記録内容の確認、解除に向けたカンファレンスの実施、拘束物品の適正使用など、身体拘束最小化に向けた運用が正しく・安全にできるよう推進しています。また、毎月の身体拘束率の確認と分析を行い、チームの定例会や医療の質向上委員会で報告しました。全職員向けのe-learning研修の実施を通して、身体拘束に関する法的・制度的根拠や倫理的側面、運用ルールの周知に努めました。
組織横断的に、身体拘束を最小化する体制を整えることを目的に活動しています。

実績

最新の単年度実績

2025年度(データは2025年4月~2026年3月)

平均身体拘束率:5.63%
医療の質可視化PJの全国平均:(3月頃公開予定)
平均拘束日数:9.6日
※医療の質可視化プロジェクトの計算式のもと、精神科・精神病棟を除いたすべての入院患者を対象に計測した数値です。
※数値は経年的にモニタリングし、改善に活用しています。

今後の目標

 身体拘束を最小化するための体制を維持・強化し、継続的に取り組みます。
  1. 数値目標の設定(医療の質可視化PJ の中央値)
  2. 身体拘束の事例の集計とフィードバック
  3. 教育活動の充実
  4. 多職種(薬剤師、OT、他)の強みを活かした対策