{

HOME  > 診療科・部門案内  > 診療部門  > 小児科

小児科

診療内容・特色・主な対象疾患

横浜市立大学附属市民総合医療センター 小児科と機能分担を行っており、当院では主にリウマチ疾患・免疫不全症、小児がん・血液疾患、小児循環器疾患、新生児・未熟児の集学的治療の4分野の診療を行っています。市民総合医療センターでは、腎・泌尿器疾患、神経疾患、内分泌疾患・糖尿病の3領域の診察を担当しています。両病院は機能分化されていますが、必要時は往来しあい、円滑な連携診療が構築されています。

診療の特徴・特色

小児病棟は32床(うち無菌室1床、準無菌室3床、隔離室1床)、NICU 9床で、他に中央無菌室、結核・感染症病棟、ICUを利用しています。入院患者は長期入院が多く年間の入院数は約400人、のべ外来受診者数は約12,000人です。病棟には長期入院患者のために、横浜市が設立した院内学級が併設されており、複数の専任教諭が勤務しています。また、チャイルド・ライフ・スペシャリスト(Child Life Specialist: CLS)1名が配属されています。CLSとは、医療環境にある子どもや家族に、心理社会的支援を提供する専門職です。子どもや家族が抱えうる精神的負担を軽減して、主体的に医療体験に臨めるよう支援します。当院は県内唯一のCLSがいる大学病院です。

主な治療実績・専門外来・検査等

リウマチ性疾患

小児リウマチ疾患は稀少かつ難治な疾患です。当院はほとんどすべての小児期リウマチ性疾患を診療しており、国内随一の患者数です。若年性特発性関節炎約180例、全身性エリテマトーデス約80例、若年性皮膚筋炎約30例、その他全身性皮膚硬化症、高安動脈炎、シェーグレン症候群、自己炎症性疾患などの診療をしています。丁寧な診察と説明、治療提案を心がけており、免疫抑制薬・生物学的製剤を用いた最新の治療や国際共同治験を含む多数の治験も行っています。川崎病に関しては、地域基幹病院と連携して、免疫グロブリン療法不応例に対するインフリキシマブ、血漿交換療法を実施し、国内随一の治療成績を誇ります。

感染症

結核を中心とした特殊感染症の診療を行っており、結核感染症の診断・治療と結核接触者検診について、自治体(保健所)・医療機関からの依頼に対応しています。当院は小児結核病棟を有する県内唯一の医療機関であるため年間約20例程度の紹介があり、肺結核や粟粒結核の入院治療も行なっています。

血液・小児がん

横浜市の小児がん拠点病院に指定されています。また、全国組織である日本小児がん研究グループ(JCCG)の参加施設として、年間約20~30例の新規小児固形腫瘍・白血病患者の診療を行っています。また、難治白血病に対して年間5例程度の造血幹細胞移植を行っています。脳神経外科における小児脳腫瘍の手術件数も多く、術後管理、術後化学療法を一緒に行っています。さらに、再生不良性貧血、溶血性貧血、血小板減少症、血友病等の血液疾患全般の診療も合わせて行っています。研究面では小児白血病の遺伝子解析を中心に、治療ターゲットの同定、新規薬剤の開発を目標として日々努力を重ねています。

未熟児・新生児

年間約50例の超低出生体重児、極低出生体重児、先天性心疾患児など、集中治療を要する新生児の専門的治療を行い、引き続き外来ではそのフォローアップを行っています。

循環器

(「心臓血管外科・小児循環器」もご覧ください)
先天性疾患、不整脈、川崎病後冠動脈疾患、小児の心筋症、肺高血圧症の治療を行っています。NICUでの新生児例から対応可能です。また、心臓血管外科と協力し、多数の先天性心疾患の手術を行っています。また、小児の不整脈のアブレーション治療も積極的に行っています。

その他に、当院には小児肝臓消化器外来、遺伝外来、小児神経外来、基礎疾患を持つ子の予防接種外来などがあります。

主な研究テーマ

小児リウマチ性疾患・川崎病の病因探索および新規治療法の開発、乳児免疫の分子生物学的解析、白血病と小児がんの遺伝学的解析、白血病・小児固形腫瘍の治療および造血幹細胞移植における多施設共同研究、小児白血病に対する新規化学療法の開発、先天性心疾患・小児不整脈における治療遺伝子診断、新生児疾患(CLD、PDA)への炎症の関与に関する研究など。

その他

紹介していただく時の留意事項

初診は紹介状が必要です。
腎・泌尿器疾患、神経疾患、内分泌疾患・糖尿病は主に横浜市立大学附属市民総合医療センター小児科で診療を行っております。これらの疾患についてのご紹介は市民総合医療センター小児科(045-261-5656)にお願いいたします。

小児がん連携病院に指定されました。

平成27年4月10日、「横浜市小児がん連携病院」に指定されました。
今回指定されたのは、「神奈川県立こども医療センター」「横浜市南部病院」「昭和大学藤が丘病院」「横浜市立大学附属病院」の4病院です。日本小児血液・がん学会認定専門医又は指導医が常勤でいることや、年間10例以上の小児がん患者を診療していることなどが指定の要件となっています。
小児がん連携病院を指定することで、どこに受診すればよいのか、よりわかりやすくなり、早期に適切な診断や治療ができる医療機関につなげていくことを目的としています。

ページトップへ